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【蜘蛛ですが、なにか?】公開されたPV動画から読み解く原作とアニメの違い

なろう系小説の転生ものでの走り役にもなった、ファンタジー系転生小説「蜘蛛ですが、なにか?」。

かねてより進行中だったアニメ化がこの度2021年の1月からの放送が決まった。

それに先だって声優などの発表が公表されていたが、今回新たなキービジュアルと共にPV動画が公式&ユーチューブにてはいしんされ、さらに動画の中で放送期間が2クールに渡る(約24話)ほどの長期作になる事も発表している。

今回はその動画と、アニメ公開に先立ち販売されている小説やマンガなどから、本編がどうなるか、考察したい。

【だいぶ違う!】気になるPVの中身は?

ほとんど主人公の私こと「蜘蛛」の活躍が目立つ。

カットインでシュン、カティア、ユーゴー、フェリメスの活躍が見られるがセリフはなし。

私こと蜘蛛はアップなど一部のシーンは作画で描かれており、心配だったフルCG化は本編では確認できない。

戦闘シーンのエフェクトや作画を見る限り、かなり動かしそう。

本編での蜘蛛の活躍

PVを見た感じだと小説やマンガでは描ききれない、アニメならではの動く躍動感を十分に感じられる。

本放送もはじめから2クールに渡って連続放送となっている事から、制作側からも意気込みがうかがえる。

なろう系小説では、古参に入る「蜘蛛ですが、なにか?」はWEB小説が普及し、2015年から書籍化し、アニメ化自体の話は、実は2016年から企画がスタートしていた。

それから5年の歳月をかけ、このたび2021年4月の放送と声優などのキャストが本決定したのだが、どうしてそんなにも歳月がかかったのかわ不明だ。

それ故「蜘蛛ですが、なにか?」のアニメ化はファンにとっては、待ち遠しい月日だったに違いない。

その証拠に原作の関連書籍の発行部数は300万ととんでもない数字をだしており、現在も原作小説に関しては、WEB小説サイトで連載中で、書籍も常に発行を続けている。

小説やマンガのイメージを一新したデザインとCG化にあたって

「蜘蛛ですが、なにか?」のアニメ化に対し、一番驚いたのが主人公「私こと蜘蛛」である。

小説では挿絵、マンガでも蜘蛛のビジュアル、特に蜘蛛の顔に関して言えばこんなにカワイイ顔をしていない。

顔は丸みをおび、目は大きくなんと言っても瞳がある!

原作の挿絵とマンガのビジュアルになれた読者にとってこのビジュアルの変更は驚きだ。

だがPVではこのビジュアル変更が大いに蜘蛛の魅力を光らせている。

作品に出て来るの天声者の蜘蛛は全部で4体。

小説やマンガでも、体のデザインや装飾品などでキャラワケをしていたのだが、さらにここで「蜘蛛の表情」が追加されることで、グッとキャラクターの区別がついた。

「蜘蛛ですが、なにか?」の主人公は、「私こと蜘蛛」になるのだが、いかんせん虫なので表情がたりない。

笑ったり泣いたりと十分努力しているのだが、アニメ化に際に主人公の表情がわかりずらいと言うのは大問題だ。

だが、瞳を付けると言う大胆な修正によってこの短所が長所に変わっている。

PVでもその表情の変化がキャラクターの鬼気迫るシーンを表現している。

考えて見れば2クールに渡る長い放送に対し、肝心の主人公に表情がないのは致命的だ。

去年放送された「転生したらスライムだった」では、主人公のスライムは初期こそ表情が無かったが、物語の導入部が終わる頃には、瞳がつき、しっかりと表情が付け加えられている。

この作品が大ヒットしたのも、魅力的なストーリーやスライムに転生などの奇抜なアイデアだけで無く、ビジュアル的なこともヒットの要因だと言える。

声優・悠木碧

本作の主人公、蜘蛛の声優を務めるのは、「魔法少女まどか☆マギカ」「戦姫絶唱シンフォギア」などで主人公を務めた「悠木碧」である。

アニメ作品として大ヒットした良作で主人公を務め、「戦姫絶唱シンフォギア」では3クールに渡って長期の主役を務めるなど、十分な技量の持ち主だ。

制作側も大人気声優を起用するという意気込みが伺え、PVでもその演技が光っている。

まとめ

「蜘蛛ですが、なにか?」は、2021年4月放送。

放送期間は2クール(約25話)

PVの内容からして、主人公の蜘蛛の顔のビジュアルが大きく変更したが、アニメ化に対し吉と出る。

声優は「魔法少女まどか☆マギカ」「戦姫絶唱シンフォギア」などで主人公を務めた「悠木碧」

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