2020年コロナの影響で開催延期になった東京2020オリンピック。
2013年9月8日発表され、開催国となる日本では2020年オリンピック開催決定からスポーツアニメ熱が高く様々なアニメが製作されました。
これまでもスポーツ漫画やアニメなどが多く作られましたが、オリンピックにスポットを当てた作品は珍しく、今回放送が決まった「バトルアスリーテス大運動会Restart」は1998年に制作された、SFアクションアニメを再構成させたものになり。
オリンピック
特に陸上競技を主題としSF要素と美少女アニメを掛け合わせ、ゲーム、漫画ともに大人気をはくした作品です。
今回はRestartと銘打っていることもあり、大幅な設定とストーリーの変更もあり、前作と比較しながらおさらいしましょう。
バトルアスリーテス大運動会ReSTART・2021年4月放送
バトルアスリーテス大運動会ReSTARTは2021年4月放送。
前作の世界観をそのままに継承しつつ、主人公ヒロイン、キャラクターなどを一新。
脚本を新しく描きおろし、全くの新しい作品に仕上げて再始動!
キャスティングは実力は声優陣をそろえ、
23年の月日を超え、全くの新しい大運動会が始まる。
超実力派・声優陣
主人公・明星かなたを演じるのは、アイカツの星宮いちごなど元気いっぱいの女の子を演じる諸星すみれさんが選ばれました。
さらに、主人公のライバルとなるエヴァ・ガレンシュタイン役に「進撃の巨人」のミサカ訳でおなじみの石川由依さん。
主人公の親友をシェリイ・ウォン役を「メイドインアビス」のリコ役富田美憂さんが演じる。
オリンピックアニメ・バトルアスリーテス大運動会!とは
バトルアスリーテス大運動会とは、1998年、アニメスタジオAICが製作したSFアニメ作品だ。
もともとはOVAでの販売だったが、テレビ版の放送に火が付き、漫画やゲームなど多くのメディアミックスが施された。
当初はオタク向けの美少女アニメであったが、作画、脚本などがコミカルかつ、スポーツ競技に挑む少女たちをシリアスに描き、人気を誇る。
初代バトルアスリーテス大運動会とは、バトルアスリーテス大運動会の舞台設定
バトルアスリーテス大運動会の舞台は、主に宇宙ステーションの宇宙撫子=コスモスビューティーと呼ばれる、世界最高の栄光を競い合う大運動会に向けた選抜された少女たちが、日夜訓練に励み、大運動会と呼ばれる”宇宙の命運をかけた大会”で優勝すること目指す訓練校での日常を描いた作品だ。
主人公の神崎あかりは、宇宙撫子であった亡き母の後を追い、自らもコスモビューティーになるべく訓練生候補として、選抜試験を受ける。
訓練校の中では日夜、生活を共にする仲間やライバルたちと競い合うわけだが、そこには勝者と敗者が存在し、コミカルな展開と心熱くさせる展開の中に、避けられぬ現実をシリアスに描き、美少女たちの汗と涙をしっかりと書いた脚本は一品!
コスモビューティをかけた、最終競技ではドラマチックな演出と、意外な展開に胸を締め付けるような感動を覚えている。
公式サイト特報PV第一弾・主人公はあかりじゃない!?
バトルアスリーテス大運動会ReSTARTの主人公は、明星かなたである。
キャラクタービジュアルはさほど変わらないが?
別人と言う設定だろう。
作画などはCGをふんだんに使っており23年という歳月がどのように技術的に影響するか楽しみだ。
王道陸上アニメ・アニメーターなら必見の作品
アニメーターは動きを作るのが仕事だ。
かわいいキャラクターなどが一見目に入るがアニメーターにとっては動かすことが大事なので細部のデフォルメなどは実はあまり重要ではない。
ぶっちゃけ紙の上では単に「立体的な模様」でしかないのだから。
では、アニメーターは実際どのように放送するアニメを鑑賞するのだろう。
答えは関節だ。
人間の動きを決めるのは関節の動きだ。
ひじから先の腕や、膝から足首など動かない部分ではなく、動きの起点となる関節部分の「軌道」や「可動」範囲を追うのだ。
だが現行のアニメだと服などでそれが隠れてしまい動きを追うことができない(正確には難しい)
だが、それがなかったらどうだろう?
バトルアスリーテス大運動会は作品を一貫してキャラクターたちの衣装がレオタードを着ており、作中では様々なスポーツを通して、関節部部があらわになった状態で鑑賞できる。
走り、歩き、座り、日常演技。単純な動作でも「服の中がしっかり描けたキャラクター」は目を見張る出来栄えがある。