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【徹底分析・TV版エヴァンゲリオン補完計画】第壱拾話・「マグマダイバー」

皆さんは中学生の時の修学旅行の思い出はありますか。

碇シンジたちは設定では14歳の中学2年生。

学校生活になれ、受験の不安もなく、ある意味一番不安のない時代と言える年代、作中ではシンジたちの学校生活がしっかりと描かれ、使徒との戦闘という非現実と、学校行事や友人たちとの生活を楽しむn日常の両シーンが描かれ、これまでのロボットアニメではかけ離れがちな学生生活がしっかりと作中に織り込まれています。

今回はそんな使徒と戦うエヴァンゲリオンのパイロットたちの、自分たちの学生生活に対する姿勢が見受けられます。

14歳の選ばれし子供(チルドレン)たちの日常

シンジたちエヴァンゲリオンのパイロットは、使徒との戦いの中、しっかりと学校へ通っています。

どこからともなく現れる使徒の性質上、シンジたちは常に戦闘待機の中、学校生活を送っています。

そして、それと同時に使徒が襲来しない時は、ミサトたちネルフもまた戦闘待機の日常を送っています。

上記したように使徒がこないネルフ本部はだらけ気味、その中で貴重なネルフ職員の普段の顔が見れる回でもあります。

どこからともなく現れる使徒の正体が少し判明する。

今回、使徒に対し始めて敵の位置が把握できたことで、ネルフは使徒の捕獲作戦を展開します。

日本各地に突然現れる使徒。

実は、これにはしっかりとした理由があり、それはネルフ本部に絡んでいます。

使徒は必ずネルフ本部へ向かって現れます。

劇場版ではミサトがヤシマ作戦を前にやる気を失ってしまったシンジを連れて、ネル本部地下に封印された【リリス】と呼ばれる使徒の前に連れ出し、「使徒の目的はネルフ本部に封印したリリスと接触すること」にあると話します。

実はこのリリス、下半身がなくなっていますが、この無くなってしまった部分こそが、ネルフ本部に集まってくるたくさんの使徒であるんですね~。

使徒の生態

出現前の使徒を見つけることができた、ミサトたち。

その画像からは使徒の生態が、ある程度とらえることができます。

生まれる前の使徒は殻のようなものの中に入っており、その姿は、生まれる前の赤子のような姿をし、背を丸め鼻骨がしっぽのように伸びています。

体から伸びた四身にはしっかりと指が生え、不気味ですが人間の特徴に告示しています。

ですが、作中使徒は羽化をはじめ、その形状は魚のように変形していき、マグマの中で口を開けるほどの進化を遂げます。

ゼーレにとっても使徒は理解しがたい生物

物語の前半では碇ゲンドウがゼーレ幹部たちに作戦を提案するシーンで、 幹部たちにまだ生まれる前の使徒に対しての接触を恐れるシーンがあります。

幹部たちは15年前の出来事、「セカンドインパクト」を恐れて碇ゲンドウに苦言します。

ゼーレにとって羽化前の使徒は恐怖の対象であり、ネルフにとっても使徒は撃滅の対象でもあるのですが、ここでは使徒の生態解明に固執する姿が見えます。

何かと暗躍しているゼーレですが、その目的がただ単に使徒の撃滅でないことがわかります。

まとめ・大人たちの暗躍の中、平和を矜持する主人公たち

シンジたちやミサトたちネルフの職員たちは、ゼーレの存在を知りません。

ネルフはもともと、全組織であるゼーレの目的遂行のために作られた組織なのですが、それが公になっていない以上、ゼーレは何かしたネルフそのものの目的「使徒殲滅」以外の目的がありそうです。

シンジたちが使徒と戦う裏で、常に碇ゲンドウや加持リョウジ、ゼーレがけん制しあい、使徒だけでなく人間同士でもないやら問題をはらんでいる様子です。

そしてそれは、使徒が人類全体の敵であるにも関わらず行われることからも、ある意味、使徒を倒すいがいの重要な目的があることを意味します。

ゼーレ・碇ゲンドウにとって、人類滅亡よりも大切な目的とは何でしょうか?

このリリスの詳細は後記にて説明しますね。

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