難解を極めるヱヴァンゲリヲンも実は着眼点を主人公・人間からではなく
使徒・敵側から考えると意外とあっさりと理解しちゃったりもします。
今回はインタビューアーとして、エヴァの最大の謎、アダムさんとリリスさんにおこしいただきました。
初めまして、白さん黒さん
初めまして、アダムさん、リリスさん
はじめまして
今日はよろしくお願いします。ここからはインタビューを円滑に進めるため、お二人をそのようなお体でお呼びしたいと思うのですが、いかがでしょうか?
こちらこそ、僕たちを理解してもらうため、この姿はピッタリだと思います。
普段私たちは、月だのタマゴだの別称で呼ばれたりと、とくに白か黒かでごっちゃになってしまっているので、助かります。
では、改めまして…
お二人っていったい何なんですか?
実は私たち…
実は私たち
地球外生命対なんです。
・・・・・・ええ!!
驚かせてすみません、実際本編ではそのことが説明されておらず、未知の生物だのなんだの皆さんの誤解が生じました。
そ、そうなんですか(;^ω^)でも一体どうやって。
そもそも地球に最初に訪れたのが僕アダムで、私たちは皆さんのいう隕石と呼ばれるもので地球に来ました。
それは一体いつなんですか?
約46億年前ですね。ついでにその時10体子供たちとはぐれてしまい、そのまま北極と呼ばれる場所で眠りにつきました。
私はその6億年後、約40億年前、私もまた隕石に乗って地球にやってきて、私はそのまま現在のネルフ本部の最深部でリリスとして眠ることになりました。
では、アダムさんがそもそも白き月に乗ってやってきたんですね?
はい、何の因果か、肉体と魂が分裂してしまい、渚カヲルという少年の体を借り、皆さんを知ることとなりました。
へぇ~、てっきりリリスさんが乗ってきたものと
私に体を貸してくれた綾波レイという少女のイメージや月が白いことからも、どうしてもそっちへ引っ張られちゃいますよね、でも実際は私が黒き月に乗ってきたんです。
では、改めまして最初に地球へ白き月で来られたのがアダムさん、その次に黒き月に乗って地球にやってきたのがリリスさんっということでいいですね。
はい
もしかして、お母さん?僕ら人類のルーツとゴール
実は私も地球へやってきたとき、先にやってきたアダムさん同様に1人の子供とはぐれることになってしまいました。
現在では彼らを人類、作中では私の子供と言うこともあってリリンなんて呼ばれていました。
え!じゃあ、リリスさんは私たちのいわば母親になるんですね?
はい、作中ではそのリリンの代表とし碇シンジ君が選ばれ、最後の使徒としての役目を追いました。
あれ、でも使徒は最後の一人まで倒さなきゃならないんでしたよね?
はい、そもそも私がアダムさんを追って地球にたどり着いたのも最終的には1つに融合して完全体の生命体になることが目的でした。皆さんはそのことを人類補完計画と言っていましたよね?
人類補完計画とファイナルインパクトの目的
そ、そうなんですか!?自分はあまり聞かされていいないのですが?
もともと僕らは地球に来るさい、生命の実と知恵の実を与えられていました。
私は知恵の実。
僕は生命の実。
私の子供でもある皆さんは、知恵の実を持ったら私の子供でもあるため、今の繁栄に至ります。
僕たちが呼ぶ完全な生命体とは知恵、生命の両方を融合させた存在なんです。
私たちにとって別に誰が完全な生命体になっても別に問題ないんです。
融合を果たしてくれさえすれば結果は同じなのですから。
でも、そんなことしたら自分たちは人間じゃなくなって死んでしまいますよ
それは大丈夫です。
生命の実は永遠のエネルギーを内包していますから、単一の存在になっても生き続けることができます。
でも、そんなのは嫌です。
私たちは一刻も早く、融合し生命体として完全な形になりたいのに、あなたたち人類が私を地下深くに封印したり。
僕がせっかく子供たちと、リリスさんに会いに行くのを邪魔するんですから。
(そ、そう言うことだったのか(;^ω^))