第一話は主人公の設定の説明だけで終わってしまったけど、2話に入ってからも、あまりストーリー的な進展はなかったね。
今回は蜘蛛の活躍が多かったね、動きも多くて活躍の場面ばかりだった、1話ではわからなかった作画方法や世界観もちょこっとだけ覗いてくれたけど。
勝負の1話2話と言われるくらいシリーズのとって大事な回、さすがにストーリーの盛り上がりをみせてくれるかな。
蜘蛛の動きに驚き、ほぼCG描きにした効果!
飛んだり跳ねたり、激しい動きにもしっかり耐えられるCG作画は驚愕の技術だね。見ていて楽しいし、他のポリゴン作品や3D作品と違ってつるつるしてないから、世界観に違和感がなかったよ♪
うん、蜘蛛や動物、虫なんてのは作画泣かせでも有名だから、放送前からその辺はどうなるだろうって思ってたけど、アップやバストショットでごまかしたりもせず、しっかり全身をロングで撮っているから、手抜き臭くなくていい、それにフルショットでのアクションも作画できるみたいで作中はむしろフルショットで蜘蛛が暴れまわる姿が楽しい。
蜘蛛の作画からみられる・制作方法
蜘蛛ちゃんのアップを見たとき、もしかしてアップでもCG作画なのって思うほど線が綺麗なんだけどこれはどうなのかな?
ここぞという場面のシーンでは、しっかりと作画された蜘蛛の姿を見ることが出来たね。でもそれも演出を加味したシーンだけで、通常会話にアップでもCG作画を徹底していた。驚いたのはその技術だ。
特にアップで表情が微細に変わるのは、主人公を引き立たせる。
今までの3D作品はどこか表情が硬く、ぬるぬるとしたフルCGになってしまって余計3Dぽさが強調されてしまっていたが、この作品では大きな瞳をしっかりと形を変えていたし、セリフをしゃべる時も今までのアニメ手法と同じ「3コマ撮り」を意識してるね。
Bパート後半のカエル君の男子は可笑しかったね。
うん、でもここでもやっぱりCG作画の技術力に驚かされたね。
制作会社からわかった・蜘蛛ですが、何か?exsa--イクサ株式会社:worksとは
2話にわたってみてきたけど、この作品で一番の魅力はやっぱり蜘蛛、特に作画技術だね。
作品全体で蜘蛛はモーションキャプチャーを使っているけど、これは別段人が動いてるわけでもなく、コンピューターチャプチャーによるものなんだ。
動きをよく見てみると、蜘蛛が日常演技をする際には、フルCGのように常に動くのではなく、通常のアニメ作画のように3コマドリの要領で動かしてる、再生速度を落として確認してもらえばわかるが、これは今までにない技術方法で、3D作品が出ていた当初から問題になっていたものだ。
この作品では見事にそれが解消されているのがわかる、瞳や眉の表情の動き、セリフの口パク、歩きや動きなどのアクションが見事に作品と合わさってる。
作中、手描きキャラとの交戦もあったけど、同じ画面でも作画分けができるみたいだね、この作品は蜘蛛が主人公だけど、他にも脇役たちにしっかりとした活躍が描かれるから、今後、合流した時どんなシーンが見れるのか楽しみ。
蜘蛛をどうやってモーションキャプチャーしたの?
今回のこの作品でCGを担当している会社なんだけど、イクサっていう3Dモーションキャプチャーでは日本屈指の会社なんだ。
イクサではキャラクターのモーションキャプチャー以外にも、ゲームなどで培った、モンスターのチャプチャーも得意で、キャラクターも等身やデザイン、色のやタッチを作品に寄せてかき分けることが目に入る。
イクサの代表作品
Fate/Grand Order
映画 えんとつ町のプペル
BanG Dream! シリーズ
天気の子
すごい、最新作やヒット作ばかりじゃん!
うん、ラインナップを見ても、どれ一つ似通った作品を作ってないところから、常に何か新しい取り組みをしてるみたいだね。
最近話題作となったえんとつ町のプペルを見る限りだけど、この会社単体でも何か作らるのかもしれないね。
最高レベルの3DCG作画!蜘蛛は今後どこへ?
2話にわたって蜘蛛の活躍を見ることが出来たけど、まだ洞窟を脱出していかないんだね?
そうだね、もともと2クールと言うのもあるけど、さすがに遅い展開だね。
スライムの方だと2話の後半で外に出ちゃったし、視聴者離れが気になるね。
今後の展開もそうだけど、ある意味スライムの方で王道のレールを敷いてしまってるから、こちらは中身が女子高生と言う設定もあるし、何より手描きの作画で魅了するスライムと最新のポリゴンキャプチャーを使った蜘蛛の両名の違いを見ながら作品を楽しめるのはうれしい。