文明が滅んでしまった日本を舞台に繰り広げられる、少年たちの冒険ライトノベル「錆喰いビスコ」
同作は「このライトノベルがすごい!2019年」文庫部門において総合・新作のダブル受賞を果たした、ライトノベルがついにアニメ化する。
錆喰いビスコとは?荒廃した日本とキノコ?とサビをめぐる冒険譚
錆喰いビスコは、荒廃した日本を舞台にしたファンタジー作品だ。
街には『錆び風』という、人間の命をむしばむ病魔がはびこり、人々は絶望の中生きたいる。
『キノコ守り』と呼ばれる一族の少年の赤星ビスコは、瀕死の師匠を救うため、すべての錆を浄化する霊薬のキノコを求めるたびで、美貌の少年医師・猫柳ミロに出会いともに冒険の旅をする物語だ。
超豪華メインキャスト
赤星ビスコ:鈴木崚汰
ネト充のススメで主人公林役を務めるなど、モブキャラなどの下済みを得ており、本作の主人公の声優を務める。
まだ知名度は低いが、実績は十分にあり、どんな演技をしてくれるか期待だ。
猫柳ミロ:花江夏樹
ご存じ「鬼滅の刃」で主人公竈炭次郎の主人公役を務め、人気絶頂の人気声優だ。
人懐っこい声と演技力抜群の声で主人公を支える猫柳役を務めてくれる。
猫柳パウー:近藤玲奈
まだ新人と言える女性声優。
ゲームなどの吹き替えが多く、落ち着いた会話劇などが期待できるが、本作では動きや気性の激しいビスコたちとどういった掛け合いをしてくれるか楽しみだ。
公開されたPV
荒廃された日本と、主人公たちが謎のヤドカリ?から逃げるシーンが描かれている。
背景を見るとどうやらかなり荒廃して年月が経った日本のようだ。
ビルや地下鉄道が描かれているがもはや砂漠地帯。
荒廃した大地には戦車が見えるが、いったいどんな歴史の跡なのだろう……。
躍動するキャラクターたちも日本人らしさより、どこか異人っぽさを醸し出し、マントを羽織っている。
ファンタジー色とSF要素が欠け備わった世界観だ。
期待が寄せられるアニメ化、電撃文庫枠
角川社が出版する電撃文庫は、ノベライズ書籍の中でも1番の会社。
月間電撃文庫に掲載される作品はどれも絶大な人気作を誇り、他社のノベル雑誌などを抜きん出ている存在だ。
同社の作品がアニメ化になると、一大ムーブメントを呼び、作品は国内のみならず海外でも評価と人気が高い。
近年では、深夜アニメではこれら電撃文庫原作のアニメが大人気となり、アニメ化に際しては超大手のアニメ制作会社と人気アニメーターや監督が参加する作品が多い、アニメ業界にとってもはや引っ張りだこと言える電撃文庫出身のライトノベルはそれだけでも期待を寄せてもいい!
電撃文庫+アニメ化と言うだけで、新しいムーブメントの始まりを意味しているも同義だ。
これまでも大きなムーブメントを起こした作品は劇場場になることがざらとなり。
興行成績も数億単位で挙げられている
過去アニメ化された作品と著者
ソードアートオンライン・シリーズ・川原礫
言わずもがな数度のシリーズと劇場公開を得たモンスター級の作品だ。
発行部数を1670万部と世界中に書籍を発行。
剣と魔法の世界をファンタジーと最新のSF要素を組した作品を書いている。
アニメ化に際に高品質な作品を制作会社が作ったこともあり、シリーズは現在も続き、ゲームやソーシャルゲーム、コミカライズなど大々的に展開を見せている。
ファンタジーが好きなひとも、しっかりとしたSFが好きな人も納得できる内容だ。
とある魔術の禁書目録シリーズ&とある科学の超電磁砲・鎌池 和馬
魅力的なキャラクターで、フィギュアなどの関連作品やスピンオフ作品展開を広げる作品。
作画・エフェクトなど最高峰の作画が施され、特にキャラクターとそれを演じる声優に関して絶大な人気を誇る。
俺の妹がこんなに可愛いいわけがない
日本中に萌えブームを起こした作品。
ノベルの人気もさることながら、アニメ化をされ爆発的な人気を得た。
本作の挿絵を担当するイラストレーターがもともとアニメーターだったこともあり、キャラクター商品が爆発的に売れた。
典型的なオタク要素をコミカルに描き、秋葉文化を紹介しているのも特徴的だ。
アニメ化記念キャンペーン
現在、作品公式ツイッターではアニメ化を記念してフォロー&リツイートキャンペーンを開催している。
応募方法はいたって簡単。
TVアニメ『錆喰いビスコ』公式(@SABIKUI_BISCO)をフォロー!するだけとなっている。
プレゼントはメインキャストが4人のサイン入り寄せ書きの原作小説が抽選で3名に当たるという、原作者にとっては特別な一冊になるだろう。
<キャンペーン締切>
2021年4月5日(月)23時59分まで
まとめ
『錆喰いビスコ』は現在は発行部数25万と大きく売り上げと人気を伸ばしている。
電撃文庫作品として待望のアニメ化作品だ。
放送の人気次第では2期、3期とシリーズ化も十分考えられる。
アニメファンにとってシリーズ化の可能性作品がまた一つ増える形になる。
懸念されるのはこういった作品が今後増え続ける場合、放送枠は一体どういった対応に追われるのか?と言う疑問だ。
アニメ作品、制作会社ともに増え続ける一方、テレビ放映枠には限りがある、良質な作品はシリーズ化してほしいのは願ったりだが、アニメ界隈でどこか地上波への手狭間が感じられる。