あいさつ
どうも!
噂の「劇場版シン・エヴァンゲリオン」見てきましたよ~。
エヴァシリーズ完結ともあって、作品の出来は、間違いないく現段階のアニメ技術の粋を集めた、超大作になっていました。
今回はその本編の中で出てきた「裏宇宙」と言うキーワードが気になり、ちょっと調べてみました。
まだ劇場に足を運んでいない人も、すでに見てしまった人にも読める内容となっているので、ご安心ください。
裏宇宙ってなに?
本編いて出てきたこの「裏宇宙」というキーワード。
SF好きの自分も初めて聞くワードでした。
宇宙と言うキーワードが入っているだけあって、何かしら「宇宙」と関係あるものと思っていましたが……
これ、実は結構前から世に出ていたワードでした。
もう一つの世界の自分・ドッペルゲンガー
皆さんはドッペルゲンガーってご存じでしょうか?
自分とそっくりなもう一人の自分。
噂には、出会ってしまったものは数日後に死んでしまうとか……。
ドッペルゲンガーの正体は、裏の世界、もう一つの地球から来た自分自身だと言われています。
出会うと死んでしまうというのは、時空を超えて同じ世界で1つの存在が重なり合うと対消滅を起こしてしまうからなんですね。
つまり、裏宇宙とは時間軸の違うもう一つの宇宙または世界と言うことになります。
そもそも宇宙を構成する物質とは?
宇宙を抽象化で表すと、
光と闇です。
正確には光を発生・反射する物質及び惑星と真空の宇宙空間です。
真空空間自体に何かした存在せず、ただただ無であるため、色を持つことが出来ないため、無職=黒色ということになっています。
SFでは裏宇宙の場所はブラックホールから先にもう一つ、ここと違う全く正反対の宇宙が点在されていると考えられています。
では、裏宇宙とは一体何であるか?
裏宇宙とは科学用語ではなく、SF用語でいうパラレルワールド、つまりもう一つの宇宙です。
表裏一体、対となるという意味からの一つの可能性として、SF小説などでかたられてきました。
「不思議の国のアリス」などの、異世界ではなく、あくまで「今、自分たちが暮らしている宇宙の裏」として、初期のSF小説ではこの手の題材が人気となり、初期のSF小説では「もう一つの世界」として語られ、昭和初期には「パラレルワールド」、近年では「並列世界線」や「可能性の世界」としてSF作品に頻繁に出ています。
時間軸の違う世界説・もう一つの世界線説とは
宇宙は常にいくつもの可能性の世界を内包しており理論物理学においてもその種の額論文があります。
世界線とは、例えばあなたが道で何かを拾ったとして、その反対に何も拾わずその場を後にするといった、別の選択肢から生まれた世界です。
何かを拾ったぐらいでは別段なにも変わらないように見えますが、これが未来の恋人だとか、横切る車だとしたらどうです?
曲がり角を曲がる方向次第であなたは未来の恋人とすれ違い、別の女性と付き合っているかもしれません。
それも、気づかずに。
それ故、並立世界を観測する手段は、実際に自分自身に出会ってみるまでには、気づくことすらできません。
パラレルワールドを題材としたアニメ作品
ここからは古今東西のパラレルワールドを題材にしたアニメをご紹介します。
SF作品の中でも、とりわけくくりが曖昧な題材を使った、おすすめのアニメです。
シュタインズ・ゲート
もともとはアドベンチャーゲームとして、2009年にXboxから発売されたソフトです。
主人公岡部倫太郎を中止とし、ストーリーが展開される中、未来人や過去へのタイムリープ、最後にはタイムマシーンなどをうまく使った、この手の作品で一番「並列世界」を表現した作品です。
ゲームで発売された内容には、様々なキャラクターとのエンディングが用意され、どれもしっかりと科学要素が考え抜かれた内容でした。
テレビ放送された内容は、これらのストーリーを絶妙に絡ませ1つにまとめた感じです。
ストーリーバランス、演出ともに最高の科学アニメ!
ドラえもん
言わずもがな、誰もが知っている国民的アニメです。
作品では主人公・のび太がジャイアンやスネ夫、困ったときに未来からきた猫型ロボット「ドラえもん」に未来の秘密道具をねだる?っといった話す。
作品自体は常に1話完結で、のび太はその日その日をドタバタと過ごしています。
こちらは劇場映画のPV。
上映は延期となり現在不明です。
交響詩篇エウレカセブン
※ネタばれ注意
異世界を舞台にした、SF作品。
人の姿をしたコーラリアンと少年レントンが、異世界をまたにかけ軍に追われながら、世界を覆う災害スカブコーラルを止めるべく紛争するSFロボットアニメです。
1万年前の地球と言う設定ですが、続編となるエウレカセブンAO、劇場版交響詩篇エウレカセブン・ハイエボリューションなどで、初期のキャラが全く別の対立関係になったり、作品によってがらりと表情をかえ、作品全体の隠れ要素としてパラレルワールドが用いられています。
制作スタジオはボンズと51話にわたってハイクオリティーのアニメが楽しめます。
まとめ
エヴァンゲリオンはリメイク時に隠し要素が多数存在し、多くの謎がちりばめられています。
その中でも最大の謎が「ループまたはパラレルワールド」説です。
度重なるリメイクと、コミック版の完結から憶測を呼び、常に話題があがりますが、今までどれも謎が解明されぬまま、初期の劇場版エヴァンゲリオン、コミック新世紀エヴァンゲリオンの両名は完結をいたしました。
そしてこの度、リメイクされた新劇場版ヱヴァンゲリヲンシリーズでは、さらに謎を深め、今回のシン・エヴァンゲリオンまでその答えは判明されぬままでした。
公開された本編では、少なくとも鑑賞者に対し、監督庵野秀明氏の意図がくみ取れるラストとなっています。
15年と言うシリーズの終わりふさわしく、すべての謎と物語の完結を記した作品でした。