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「蜘蛛ですが、何か?」前半12話を見て、第1期最終話の予想と2期への期待

挨拶

前半の12話を追え、火龍を倒したことで、ゾア・エレまで進化したわれらが蜘蛛さん。

 

「蜘蛛ですが、何か?」は2015年ごろから、WEB小説サイト「小説家になろう」にて原作者・馬場翁氏が執筆し、2021年1月からアニメがスタートしました。

 

さて、アニメ第1期2クールの中で4分の1となる、12話が終わりました。

 

原作アニメで、初期から2クールという制作側の期待もあり、今期ではかなりの好評を受けていますね。

 

作画だけでなく、コンピューターグラフィックスをふんだんに使ったモーションキャプチャーを多用し、脚本も原作をよく租借し、アニメならではの脚色を施しています。

 

今回は今後、気になる1期の展開と、その後の放送展開や原作からOADの情報を考察したいと思います。

 

12話を終えて、最終回は一体どうなるのか?原作からひも解く今後の展開

原作・コミックスを読み、アニメの放送を見ると、かなりの部分が脚色されているところが目立ちます。

原作・コミックスの序盤では、蜂との対決がざっくりと削られ、ストーリーの重要要素をいったんばらし、再構築したように見えます。

 

アニメ化するにあたって、原作とは違いスピーディーな展開が大変面白く、作画、演出が最大限効果を発揮できるシーンを抜粋し、なおかつ世界観の設定をしっかり拾われていることが見えます。

 

一番の特徴は蜘蛛子さん以外の転生した生徒たちのストーリーが書き下ろされている点です。

原作では貴族に転生したシュンたちはさらっとあらましを書いていましたが、アニメではガッツりとバックボーンが掘り下げられ、蜘蛛子さんが知らないところで起こる、学園側の様子が描かれています。

 

この点の加筆はアニメ制作の場合、原作者・監督・脚本がしっかりと相談し決めているので、「原作のイメージを崩したくない!」と言う方にもおすすめです。

 

第10話では、アバンタイトルのみ蜘蛛子さんが登場し、ほか全編を勇者サイドで話が作られており、作画チームの腕が振るわれています。

 

最終話の予想

第1期の最終話は、やはり洞窟から脱出し、外に出るまでが描かれるでしょう。

原作小説を読む限り、一番区切りのいい地点であり、12話を終え、残りの大ボスを倒す工程を考えれば妥当と言うところでしょう。

 

気になるのは学園側の勇者シュウサイドの終結の仕方です。

 

原作小説と違い、脚色がかなり入れられ、展開が読めません。

 

 

放送終了後の2期の放送はいつ?

2期の放送予定に関して言えば、公式ではいま発表はありません(2021年3月)だありません。

 

ですが、同じアニメ作品で異世界と自信がモンスターになってしまうと言う「転生したらスライムだった件」が現在、すでに第2期を放送しています。

そこから、今後、第1期が終了してからの2期目が放送されるまでの期間が予測できます。

 

転スラの第1期と第2期の放送日

第1期の放送は2018年10月、それから全24話を追え2019年3月翌年放送を終了しております。

 

現在放送されている第2期は2021年1月からと1年と9カ月余りたっています。

 

現在、「蜘蛛ですが、何か?」も2021年1月からと同時期の放送となり、よって来期の放送の予想は、

 

2022年のちょうど9月から始まる秋アニメとして放送されると予測します。

 

 

2期制作に向けて大きな問題点!

「蜘蛛ですが、何か?」が今後、続編を作るにあたって大きな問題があります。

 

それは、本作で一番の見せどころ、蜘蛛やモンスターたちのモーションキャプチャーのシーンが大きく減らされ、作画スタッフの負担が大きく増えることです。

 

蜘蛛ですが、何か?の最大の魅力をどう乗り越えるか。

1期の最終の予想で、ステージが洞窟から外界に移ることは、原作の展開からも避けられません。

 

今まで蜘蛛子さんが登場するシーンには、大抵、蜘蛛子さん一人か襲ってくるモンスターがいました。

 

それらはモーションキャプチャーで作られ、作画カットがあったのは演出的なシーンや顔の表情を見せるためのアップなどでした。

 

ですが、今後地上篇となると、人間との絡み合いが多く、洞窟などで見受けられたモンスターの登場が極端に減ります。

 

猿やウナギとの戦いで見せた、スピーディーな戦闘シーンは、この作品において、かなり売り、の部分でもあるので、2期制作にあたってどうやって、蜘蛛子さんとその他のキャラクターを絡ませるかが課題となります。

 

制作側の大きなシフト変更

少しだけネタバレになりますが、「蜘蛛ですが、何か?」の2期は、蜘蛛子さんと魔王、勇者を継承したシュウたちの戦いがメインになります。

 

従って原作でもモンスターとの戦いに区切りがつき、シュウや魔王軍のストーリーが展開され、しかも蜘蛛子さん自身、新しい進化形態に移行しモーションキャプチャーから作画にシフトする必要が出てきます。

自然に、バトルシーンも作画メインになるため、2期を始めるに当たり、作画スタッフをどれだけ集められるか、脚本・演出も今までどうり勢いを保つかが鍵となってくるでしょう。

 


シリーズは完結するのか?原作の人気から読み解くシリーズ完結の行方

 

原作の最新刊の表紙では蜘蛛子さんの姿が見られず、魔王とエルフ?の姿が見えます。

作品の主人公が蜘蛛子さんであるいじょう、表紙からシリーズ最終巻でない事が解ります。

いったい蜘蛛子さんいとって最後の敵は一体誰になるのか?

WEB小説ではすでにかなり先の方まで書かれていますが、いまだ執筆が続いています。

 

何かしら途中でゴールのような物があると良いのですが、原作を読む限り区切りのイイ場面はありませんね。

 

 

OADへの展開、水着、温泉シーンへの期待は?

放送終了後に楽しみなのがOADによるオリジナルシナリオの発売。

原作小説ではラジオドラマ同封の商品が出ているのですが、折角のOAD、可愛らしい女性陣の活躍が見たいとこトロですね。

残念ながら「蜘蛛ですが、何か」は、お色気枠のキャラクターの存在が少なく、主人公自身女性と言うこともあって、男性の喜ぶようなOADの期待は薄いでしょう。

 

まとめ

現在人気を博し第2期の放送をしている「転生したらスライムだったの件」と同時期に始まった「蜘蛛ですが、何か?」。

同じ「なろう系」と言う枠組みのアニメでもある両作、共通点として原作がまだ大和低ない事があげられます。

 

最近では、放送後人気が出てくれれば、以外と3~4期と期を重ね放送される作品も多くなりました。

長期作はファンが年齢を重ね離れて言ってしまうことが懸念となり、どれだけ原作に読み手の感動を詰められるのが課題となります。

願わくば、娯楽作と言うだけの作品では無く、人間ドラマを描くことでファンを獲得出来るかが、作品を長く支持されるポイントとなるでしょう。

 


 

 

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