映画「天気の子」は、主人公の帆高・ヒロインの陽菜とキャラクターの下の名前しか語られず。
ボーイミーツガールのストーリーとして完成度が高く。
感動はするけども、設定がうすいように見えますが、新海誠監督の原作小説や劇中に実は、隠された設定が大変多く、実は深みのある作品になっています。
今回はその一つとしてヒロイン陽菜のつけている「チョーカー」について解説したいと思います。
陽菜のチョーカー
チョーカーってお洒落ですけど、ちょっと癖のあるファッションアイテムですよね
作中陽菜は青い雫のようなパーツのあしらったチョーカーをつけています。
陽菜は設定では帆高の1つ年上の高校2年生であり、肩を出したパーカーとミニスカートを来ており、色合いもパステルカラーを好んできています。
そのため少しとがったファッションアイテムのチョーカーを首元に下げているのはやはり目立つアイテムです。
陽菜のチョーカーは、母親の形見?
陽菜のチョーカーは陽菜のファッションセンスと若干ミスマッチしていることがわかりました。
実は作中冒頭で病室のシーンでは陽菜はこのチョーカーをつけておらず。
チョーカーは母親の腕にブレスレットとして存在しました
チョーカーではなくブレスレット
陽菜のつけているブレスレットは、母親から譲り受けたものです。
そのため劇中冒頭では実は陽菜はこのブレスレット兼チョーカーをつけていません。
晴れ女の力?チョーカーの水晶の力
作中最後のではこのチョーカーの水晶は割れてしまいます。
その後、陽菜は帆高に天気の巫女として救出されるのですが、これは陽菜自身に晴れ女の力だけはなく、チョーカーに守護の力が宿っていたと考えられます。
チョーカーと晴れ女の力の関係
チョーカーには雫のアクセサリーがついていました。
晴れ女にとって払う対象の雨は欠かせないもの。
また、日本古来でも「雨乞いの儀式」など、雨そのものも大切にされてきました。
雫はそのまま雨のしずくと考えられます。
また、作中で晴れ女の力の陽菜が祈りをささげると、どんより雨雲がさけ、雲の割れ目から陽の光が差し込むシーンがあります。