「人工知能ロボットの声は誰?」
「声がロボットだから誰だかよくわからない」
シン・仮面ライダーの劇中には、仮面ライダーの作者・石ノ森章太郎先生の作品のキャラクターがオマージュとして多数登場します。
劇中では、ショッカーの創設者より作られた人工知能ロボットKが登場し、登場キャラクターが仮面ライダーの作品の枠を超えた登場に誰もが驚いたでしょう。
この人工知能ロボットKは実は原作があり、作者を仮面ライダーと同じく石ノ森章太郎さんが生み出していることから登場しています。
仮面ライダーと肩を並べるほどの存在感を出していますが、気になるのはキャスト、特に声ではないでしょか?
この記事では人工知能ロボットKのキャスティングはどなたが務めたのか?
また、人工知能ロボットK自身も紹介いたします。
人工知能ロボットKの声の役者は松坂桃李さん!
人工知能ロボットKを演じたのは、俳優の松坂桃李さんです。
シン仮面ライダーの公式サイトでは、出演キャストは公開されていますが、誰が誰をやっているのかは公表されていませんでした。
『シン・仮面ライダー』公式サイト (shin-kamen-rider.jp)
ですが松坂桃李さんの事務所HPの経歴にはすでに、「声での出演」と明記されています。
カメラの前ではアクト俳優が演技を務め、声を収録で入れたと考えられます。
作品でもキャラクターの声は生の声に電子音を混ぜた声になっていることが、松坂桃李さんが声を担当していることに気づかなかった要因でしょう。
白いバラを刺した人工知能ロボットアイ・ジェイ・ケイ
人工知能ロボットKは、当初ショッカーの創設者によって人類を幸福に導くため設計され、最初は体を持たないAIロボットアイとして誕生しました。
その後、情報収集を旨とするため体が作られ、さらにアップデートを経由し、あのようなスーツを着こなし、胸に白薔薇をさすという姿になりました。
人工知能ロボットKの元ネタは「ロボット刑事K」
作中では「K(ケイ)」と呼ばれ、搭乗していた人工知能ロボットKですが、石ノ森章太郎先生の作品を知っている人や特撮や庵野秀明監督のことを良く知る人ならだれもが
「ロボット刑事K(ケイ)」を思い出したのではないでしょうか?
ロボット刑事Kは原作を同じく石ノ森章太郎先生とし、あらすじとしては、
警視庁に設けられた特別捜査室に勤務する刑事の芝と新條の前に謎のロボット刑事が現れるという設定だ。
また、キャラ設定として、性格はフェミニスト。趣味はポエムの読書となっており、劇中で白薔薇を胸に刺す姿に同じ気質を感じる。
続編への布石か?次回作の予想!
仮面ライダーの舞台あいさつでは庵野秀明監督は次回作の案が語られる場面がありました。
シン・ゴジラ、シン・ウルトラマン、シン・仮面ライダーと日本を代表する特撮ヒーローをリメイクしてきたわけですが、劇中では前作シン・ウルトラマンで登場した俳優を起用したり、今回お話した別作品のキャラクターが登場したりと、制作に繋がりが感じられます。
後の残すところは、ゴランジャーやキカイダーと言ったところでしょうか?