「鬼滅の刃」が年越しを前に第4期となる「柱稽古編」の制作と放送が発表された。
同時にPVが12月10日に公開され、公式サイトには、
「2024年春・全国フジテレビ系にて放送開始、第一話 一時間スペシャル」と銘打っている。
テレビアニメ「鬼滅の刃」柱稽古編 (kimetsu.com)
「鬼滅の刃」は2016年から週刊少年ジャンプにて連載を開始、2019年からはテレビアニメが放送を開始した。
同作の2期は先行して劇場版として放映、「鬼滅の刃・無限列車編」は、興行成績400億円を記録し、その後第2期「遊郭編」、第3期「刀鍛冶の里」編へと続いた。
発表された第4期「柱稽古編」は原作コミックス15巻と16巻にあたる。
原作でも短った「柱稽古編」
今回、政策発表された柱稽古編はコミックスで2巻分のものが収録されることになる。
だが、本編は実質かなり原作が短い。
そして、敵が出現がない!
また、これは週刊連載の話だが、稽古編などの主人公レベルアップ話はバトル話よりやはり地味になりがちになってしまう。
アニメオリジナル話はあるのか?
柱稽古編は最後まで上限の鬼たちが出てこない。
刀鍛冶の里編で痣の秘密が解明しそれによる特訓のエピソードだ。
刀鍛冶の里も実は、放映前から遊郭編と比較され内容に危ぶむ声があった。
だが、上限の鬼とのバトルや新キャラの参戦により大きな盛り上がりをみせた。
構成はどうなる?第4期の不安予想
だが第4期の柱稽古編は、本当に敵が登場しない。
新キャラとして、蛇柱・伊黒小芭内(いぐろ おばない)、風柱・不死川実弥(しなずがわ さねみ)、岩柱・悲鳴嶼行冥(ひめじま ぎょうめい) が本格的に作品に絡んでくるが、よくて中盤に岩柱・悲鳴嶼行冥の回想が入るくらいだ。
とにかく、柱稽古編の稽古シーンは原作コミックスでも数話で終わってしまう。
強敵のいない「柱稽古」編・最終予想
と、「盛り上がりシーンが少ない」「敵が登場しない」「場面が地味」との三拍子がそろっているが、さすがに日常シーンとレベルアップシーンだけで終わらせるとは考えにくい。
ユーフォーテーブルはこれまでも、作品の中でバトルシーンに特に力を入れた作画を見せてくれていた。
最高のスタッフと作品がそろっているのだ。
原作話が足りないからと言ってバトルシーンがないとは考えられない。
だが、原作も原作でここから無限城編はかなり長くバトルが続く章になってくる。
そのため、放送では
「アニメオリジナルシーンを織り込む」
「無限城編の序盤まで進行する」
と予測される。