ヱヴァンゲリヲンという作品の中には様々な敵キャラ組織が多くいます。
そして、他のアニメ作品と違うのがこれらの敵キャラ組織がた作品よりも多く、複雑にストーリーに絡んでいるというのが特徴です。
今回は作中の中で代表的な敵・使徒について、お二人にお話をいただきたいと思います。アダムさん、リリスさん、よろしくお願いします。
はい、使徒は私たちにとって子供のようなものでもありますので、なんでも聞いてください。
使徒ってどこから来るんですか?
一番不思議なのが、使徒の出現の仕方です。海上からいきなり現れたり、衛星軌道上や海、火山の中、一体どこから来るんですか。
それは僕アダムが説明します。
使徒はタマゴと呼ばれる状態で世界各地に散らばっており、2015年に至るまで、それぞれの生息区域で静かに眠ってたんだ。
そして、セカンドインパクトから15年の歳月を経て、それぞれの生息地で卵から雛が孵るように、使徒が現れたんだ。
使徒の誕生は諸説様々あるけど、実は公式では2つの説が挙げられていて。
1・アダムが地球に白き月にのって降下した際、衝撃で体が散り散りになった。
2・セカンドインパクトの際、実験の失敗により、同じく散り散りになった。
と2つの説が公式で公表されている。
どっちが正しいの?
僕の考察だと、どっちも。
1は漫画版ヱヴァンゲリヲンの設定で、2がアニメ版の設定。
漫画は、アニメの放送が終わった後何年もしてから完結を迎えたから、アニメ版の情報を補完する形になってる。
だから、出所は漫画の帯が気でもあるけど「カラーとガイナックス」なんだ。
でも、僕はその二つを検証し、使徒の襲来が人のてによるものだという事実が判明したんだ。
使徒襲来の経緯・初めから決まっていたことではなく、人類が意図として図ったもの
使徒の襲来が、人類の手に要るものってどういうこと!?
まずは公式の時系列を説明しようかな。
まず使徒の生みの親であるアダムが46億年前南極に降り立つ(墜落)
↓
散り散りになったアダムと裏死海文書とロンギヌスの槍
↓
人類の繁栄と共に裏死海文書の発見
↓
ロンギヌスの槍を発見、裏死海文書を解読後、アダムを発見
↓
セカンドインパクトとによりアダムの体と魂が分離、さらに体の方も散り散りになった。
↓
その後散り散りになったアダムの体が使徒として卵から誕生、ネルフ本部にあるアダム本体と見せかけたリリスを追って襲来。
と言う流れだ。
使徒の誕生
実は人類そのものは使徒にとっては本来無関係のないものなんだ。
アダムとリリスが眠りについていたころ、リリスの子孫である人類はその後繁栄、その後裏死海文書を発見し、アダムとリリスの存在をしったんだ。
歴史を重ねながら裏死海文書を解析、その技術を使って世界を裏から牛耳るゼーレが誕生。
さらに年月がたちロンギヌスの槍と、いつか目覚めリリスがアダムと接触し、生命を1つに統合することをしったんだ。
生命の実を持つアダムは無限のエネルギーと今もどこかで眠るリリスは目覚めてしまうと自分たちのATフィールドを消失させると同時にアダムとの融合がなされることを知ったゼーレだったけど、さすがに南極でアダム本体を発見するまで半信半疑だったんだと思う。
裏死海文書を異性超文明の文献程度にしか思っていなかったゼーレも、人知を超えた存在がいつか人類文明を滅ぼし地上の頂点に立つ戦いを知り、困惑したと思う。
本来、人類はアダムとリリスとの接触に関与するシナリオは裏死海文書にはなかったためだ。
南極でアダムを発見した時、すでにアダムがタマゴから帰り体を復元させていたことを知ったゼーレは、この人類とアダムやリリスとの戦力差を埋めるべく、南極で目覚める前のアダムをタマゴに戻すのではなく、むしろ覚醒させたうえで肉体を分離させることにし、13番目の使徒として覇権争いに参加することにしたんだね。
そして南極での葛城博士調査団の実験で、失敗に見せかけセカンドインパクトを起こし、アダムの力を12体の使徒に分散させることに成功したんだ。
じゃあ、セカンドインパクトは、あえて起こしたことなんだ。
うん、まさかこんな大災害になるとは思っていなかっただろうけど、ゼーレにとってはアダムたちを出し抜くぬにはそれしかなかったんだろうね。
セカンドインパクトから15年の経緯
その後、世界は未曽有の大災害に見舞われたんだけど、そこからさらに世界大戦が勃発し東京に新型爆弾が投下され、日本は首都を東京から神奈川に移し、さらにそこにネルフ本部と地下都市ジオフロントを建造したんだ。
15年の間に世界大戦やら復興やら、…なんだかすごいね?
これは推測だけど、ゼーレは南極でアダムを発見した時、すでに日本にリリスと黒き月があることを知っていたんだと思う。
普通に考えて、セカンドインパクトの大災害の中、15年であのジオフロントとネルフ本部を建造するのは難しいと思う。
ゼーレはたぶん南極の実験前からリリスとアダムの詳細を知り、避けられない戦いを予期し、南極実験でのはるか前から、事前の準備をしていたんだと思う。
じゃあ何で世界大争なんかしたの?
おそらくだが、セカンドインパクト後ゼーレに反旗を翻した国家が日本に攻め込んだんだと思う。
作中ではドイツやアメリカ、ユーロなどが出てくるが、他のロシアや中国と言った国家の存在が出てこない。
まあ、あの国はどちらかと言うと〇翼的な国だからね。
まとめ・使徒の誕生から襲来へ
その後裏死海文書に記載した通り、生命の実の力を宿すアダムと使徒は15年の歳月を変えけて復活。
すでに予期していたゼーレは、日本の神奈川県箱根で黒き月とリリスを発見、リリスの肉体を使いヱヴァンゲリヲン初号機を建造、そこで初めて人類の未来を決める戦いに参加することに成功したんだ。
おお~~!!パチパチパチパチ
世界の裏舞台で暗躍していたゼーレにとっても、南極でアダムが復活しかけていたことは驚きだったと思う。作中セカンドインパクトはゼーレが引き起こしたものだとされているが、もしアダムをタマゴの状態に戻し、使徒の誕生とリリスとの接触さえ防いでいれば、もっと穏やかなゼーレ主導の人類補完計画がなされていたんじゃないかな。