インスタグラムにて自分の親が「毒親」だと気づいて絶縁するまでを描いた、作者実録コミックエッセイが多くの指示を受けこの度、書籍化されることが決まった。
【毒親絶縁日記】は作者自らの体験を元にした毒親である母親との葛藤を描いた作品である。
親を煩わしいと思うことは少なからず誰にでもあることだが、気がつくと自分が我が子にとっても毒親になってしまう、そしてそんな毒親者に振り回されてしまう有様をつぶさに描いた本作は、今回11月30日ぴあ株式会社でアマゾン・楽天ブックスから書籍販売される事になった。
毒親とは
毒親とは、子供にとって悪影響を及ぼす父親、母親のどちらか又は両方の俗称である。
作者:北瀬ユズの場合のその両方と言えるかも知れない。
父親は飲んだくれで子育てに無関心、母親はパチンコ通いが趣味で、別の家庭に子供がいると言った有様だ。
だがそんな中でも、当たり前の母親の愛情と言う常識を疑えずに苦しんでいく。
5篇からなる、壮絶で赤裸々な筆者の体験談
本の内容は主人公であり作者でもある、北瀬ユズの幼少期からインスタグラムで連載された社会人篇と特別書き下ろしの「結婚~絶縁篇」の4篇プラス書き下ろし1篇の構成となっている。
第一章 幼少期~小学生篇
第1章では、作者の家族構成と問題の毒親者が描かれ、その中でも特に作者が取り上げているの母親である。
冒頭からかなりのDQN状態だが、描いている作者にとっても、自身の母親を同じ女生という立場から作品にするのは、かなり辛かったと思う。
一見可愛らしい、タッチで描かれる作品だが、その内容は自身の体験と言うだけあって、かなりヘビーな内容が続く。
第二章 中学生篇
中学生になってもその束縛という呪縛は作者を蝕み、幼少期を過ぎ少し賢くなってしまったことで、余計に母の熾烈な言葉と態度に傷つく日常が、中学校に通う作者を襲う。
第三章 高校生篇
高校生になった作者はここで初めて自分の家庭に疑問を持つようになる。
年頃と受験、学校での友人関係を経て、作者が一大決死をする事が描かれている。
現在執筆中の社会人篇と書き下ろし結婚~絶縁篇が描かれている
作者はこの後高校卒業後、家を出るため、直ぐに社会人として就職するのだがその中でも母親との束縛は続く。
そして、残念ながらその束縛は、社会人になっても続き、タイトルにあるように作者は両親との「絶縁」を決めるに至る。
(インスタグラムの感想)https://www.instagram.com/p/CGhqw1blv9D/?utm_source=ig_web_copy_link
気になる書き下ろし「結婚~絶縁」篇についての考察
タイトルにあるように作者は結婚するの出あろうが、それと同時に肉親とも絶縁をすることになる。
様々な苦しみを乗り越え、理解ある伴侶と結ばれるのだが、例え毒親だといえど自らの両親と絶縁するのは、辛いと思う。
結婚する相手にどう話すのか、そして問題の毒親者、特に母親に対し、どう向き合って絶縁をするのか、気になる。
まとめ
北瀬ユズ作・「毒親絶縁日記」は11月30日ぴあ株式会社でアマゾン・楽天ブックスから書籍販売される。
本作はインスタグラムにて掲載中であるが、書籍化される「毒親絶縁日記」には、書き下ろしの「結婚~絶縁」が追記され、インスタグラムでは、読むことが不可能。