「刀語」「物語シリーズ」などでアニメ化などで話題の西尾維新の原作小説「美少年探偵団」が2021年テレビアニメ化される事が決まった。
西尾維新アニメプロジェクトの新企画となる本作は、監督を新房昭之、制作会社はシャフトと「物語シリーズ」の2人がまたタッグを組むことになった。
物語シリーズでは、道徳の演出と魅力的なキャラクターがムーブメントになり、作品は多くのシリーズを生み、劇場映画なった。
数年の時を置いて、西尾維新と監督・新房昭之がまた仕掛けるアニメ作品。
今回はその原作「美少年探偵団」と原作者・西尾維新と新房昭之についてお話したいと思います。
原作「美少年探偵団」とは?
「美少年探偵団」とは、小説家・西尾維新が書く、指輪学園中等部で秘密裏に活動する探偵団が活躍する、学園ミステリー小説です。
現在111冊のシリーズが刊行されており、ファンの間では「美少年シリーズ」と、俗称で呼ばれています。
2021年のアニメ化の前に既にマンガ版として連載されており、全5巻まで出ています。
物語シリーズと同じように西尾維新作品でシリーズかしていることから、アニメ化に際してもシリーズかする事がうかがえます。
西尾維新と新房昭之
西尾維新の作品を世に広めるきっかけになったのはやはりアニメ「化物語」であろう。
本作は西尾維新にとても、監督・新房昭之にとっても最大のヒット作となり。
既に原作でもファンがついていた「化物語」シリーズに、新たなファンを呼び込むことになった作品だ。
一大ムーブメントになった「化物語」とは
「化物語」とは、西尾維新によるファンタジー小説で、おもに学園を舞台に、主人公阿良々木暦がクラスメートので怪異にとりつかれた戦場ヶ原ひたぎと共に事件を解決していく物語だ。
アニメ放送では、その独特のナレーションや配色、とくに画面に頻繁に映る文字のナレーションの言葉遊びが話題となり。
キャラクターの演技に際し、演出側に強く寄せたカメラワークと演技は話題を呼んだ。
さらに、キャラクターデザイナーの渡辺明夫氏が描く魅力的なキャラクターは、アニメファンの心を捉え、フィギュア、同人誌など二次制作においてもムーブメントになった。
7度に渡ってシリーズがテレビ放映され、最終章となる傷物語は劇場公開アニメーションとして、公開された。
アニメ制作会社シャフトと新房昭之
アニメ制作会社シャフトは、監督・新房昭之とって庭のような会社である。
2004年「月詠」で監督を務めその後毎年のように監督作品を世に出している。
監督を務めた当初からその独特の演出は作品の随所で観られ、新房昭之×シャフトといえば、ナレーションを大量に画面に文字として起こし、振り向きなどキャラクター表情を前面に出す演出と時たま起こすパロディーは、一部のファンを虜にした。
一見、説明台詞の多様に見える演出でも、西尾維新の原作小説とは相性がよく、決して人を飽きさせること無く、原作の奥深さを演出する手助けと文字道理なる形となった。
気になるアニメキャラクターデザイナーは?
「美少年探偵団」において、キャラクター原作は、小説同様イラストレーターのキナコ氏だが、アニメのキャラクターデザイナーは山村洋貴になる。
キャラクターデザイナー・山村洋貴
山村洋貴はシャフト作品にいて、総作画監督を務めることが多く、そのほとんどを今作監督新房昭之氏と組んでいる。
アクション作画にも定評があり、フェイト、マギアレコード魔法少女まどか☆マギカ外伝などでも活躍が見れる。
まとめ
西尾維新・原作「美少年探偵団」は2021年アニメ化が企画されている。
メインスタッフ・キービジュアルも完成したことから、放送は本決まり。
監督は新房昭之と「化物語」でのタッグか再演。
キャラクターデザイナーも「化物語」で総作画監督を務めた山村洋貴。
気になる声優だが、まだ発表はされていない。
西尾維新×新房昭之×シャフトとくれば、最高のアニメ作品が完成されるに違いない。
2021年のヒットアニメとして期待しよう。