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【徹底分析・TV版エヴァンゲリオン補完計画】第七話・「人の作りしもの」

90年代のアニメは今より作品数が少ないく深夜放送も少なく、それ故1作品にかける話数がおおよそ24話ぐらいの2クールが基本であった。

ちなみに1クールは、4か月間12話ぐらいの製作工程です。

前回の第6話までは、劇場版でも再編成された部分でもあり、ストーリーのキーとなるヱヴァンゲリヲン初号機と碇シンジの活躍が目だちました。

今回、第7話からは、新劇場版では完全カットされた部分でもあり、

劇場版では補完できない、エヴァンゲリオンの奥深さが学べる回話でもあります。

劇場版を120%の状態で観賞するためにも、この、

補完されていない部分にこそ、ヱヴァンゲリヲンの隠れた魅力であり、

同時にここまでの人気を配した要因と面白さになります。

Aパート・作品の奥深さと遊び心を補完

前回の使徒との激しい戦闘をへて、ミサトとの生活の中で笑顔の増えるようになってきた碇シンジ。

だが、ミサトの口から「これも仕事」という言葉に、若干の苛立ちと寂しさを見せる。

そんなシンジを見て、すっかり友達となった鈴原トウジ、相田ケンスケら

だが、その後ろを歩くシンジの表情には、今までと信じられないような笑みがこぼれた。

ヱヴァンゲリヲンとは一体何か?不気味な謎とネルフについて迫る

今まで単純に汎用型人型兵器と言うだけの説明のみのだったエヴァンゲリオンと使徒と呼称される敵と戦う組織ネルフ、そしてそこで働く碇シンジの父であり、ネルフ総司令でもある碇ゲンドウ。

初めての使徒との戦闘で大破したエヴァの頭部を見ていたこと、さらにはエントリープラグ搭乗の際、落ち着く自分の心に、疑問を持っていた碇シンジ。

このストーリーの本筋を離れた今回の話では、そのネルフの裏の活動がわずかながら明らかになってくる。

秘密組織と銘打っているが、公的機関には存在そのものは認識されているネルフ。

だが、前回までもその活動には非合法的かつ秘密裏な部分があることが匂っていた。

ミサトの口からは「諜報部」などのワードがちらほらとこぼれ。

家出したシンジを絶えず監視していたことも前々回で明らかなり、海外にも支部を設けていることから大掛かりな秘密組織であることが判明する。

さらに、

今回の話ではネルフのライバル組織が作った機動兵器に対する妨害工作や情報操作など、単純には言い切れない組織であることがわかる。

見どころ・プログラムコード・ネタばれ注意!!

今回の見どころは、95年に放送というにもかかわらず、先進的なSFアイデアが盛り込まれていることだ。

今回、ミサトとシンジは、ライバル組織の機動兵器の暴走を止めるため出撃するのだが、その過程でプログラムコードが書き換わる場面が表示される。

これもまでもSF作品では、暗号、パスワードと言った類が出るものはあったのだが、「プログラムコード」の書き換えに着目する観点はすごい。

自分もブログや現サイトを立ち上げる際、わずかながらコードをいじっているが、95年といえばまだWindows95が出たばかり、コードの概念すら一般化されておらず、ましてやプログラミングなどの知識も皆無だった。

SF作品を手掛ける上でどれだけリアリティーのある描写にするかが問題だが、庵野秀明氏はこれを見事に作品に生かした。

作品公開当初は誰もこの描写に気づかずただのSF描写としてとらえていなかったが、

この先天性のSF要素の塊と言えるのがヱヴァンゲリヲンと言わしめる。

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