高品質なアニメ作品をつくるアニメ制作会社P.A.WORKS。
オリジナル作品を多く輩出する会社としても有名で、2021年夏アニメとして
7月放送、沖縄の水族館を舞台にしたアニメ作品の「白い砂のアクアトープ」の製作を発表。
スタッフはおなじくオリジナル作品「色ずく世界の明日から」と同じスタッフが集められ、水族館を舞台にするということで、作画方面にも期待大。
「白い砂のアクアトープ」とは
物語の舞台は沖縄・南城市の閉鎖寸前の水族館で繰り広げられる2人の少女の物語だ。
東京でアイドルという夢をあきらめた少女宮沢風香と、つぶれかけの水族館で一人館長代理として奮闘する少女海咲野くくるが織り成すストーリーとなる。
先行PVから期待する作画
まずはともあれ先行PVを見てほしい。
TVアニメ『白い砂のアクアトープ 』ティザーPV 2021年7月放送開始 - YouTube
まず目を見張るのは、舞台となる沖縄の美しい描写だ。
沖縄独特の民家の描写がしっかりとされ、全体から南国の熱気が感じられる。
浜辺の描写では岩場の陰に亜熱帯植物が湧き出るように描かれ、しっかりとした美術設定がされており、流れるBGMからもしっかりと雰囲気が伝わってくる。
次に気になるのは、作品のキーとなる水族館だ。
重要になるのが作画で難しい水の描写と美しい熱帯魚の軍勢をどうやって描くのか?
PVで見られる水族館では様々な熱帯魚たちがCGで描かれている。
アップでも描写にCG独特の違和感がなく、高いレベルでの作画が見込め、水族館で飼育されるペンギンなどは手描きの作画だ。
そしてPVの途中では何やら謎の女の子が屋根に上っているところが…。
まとめ・夏アニメとして期待大の作品
P.A.WORKSのアニメはオリジナル作品が多く、アクションよりもハートフルドラマなどが有名だ。
近年では「劇場版シロバコ」などが話題となり、高い作画能力だけでも必見の価値あり。
今回新たにとりくむ今作は同社では珍しくドラマよりな作品になっており、涙必死の作品になるかも。
夏と言うどこか解放感と過ぎ去っていってしまうノスタルジーが漂う季節をどう描くのか、期待大だ。