こんにちは、パーソナリティー&管理にを務めさせていただいている、HIROです。
今回はヱヴァンゲリヲンの世界観の要ともなった原因、セカンドインパクトについて、張本人であるアダムさんにインタビューしたいと思います。
アダムさん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。っていうか張本人ってひどいですよ、あれの責任は僕でわありません。
そうなんですか?ところで今回はアダムさんだけなんですね、相方のリリスさんはいかがなさいましたか?
はい、リリスさんは気分転換にLCLの海で水泳しています。
では、改めまして…
アダムさん、南極ではいった何が起こったんですか?
46億年前、僕アダムが白き月と共に地球に落下し、今でいう南極で眠りについていました。
その後、6億年後に私を追うように地球にやて来たリリスさんの子供たち、皆さん人類が反映し、ゼーレと言う人たちの手により目覚めぬまま発見されました。
どうしてゼーレはアダムさんを発見することができたんですか?
これは推測ですが、ゼーレの母体はもともとは宗教団体のようなものでして、歴史を重ねるにつれて秘密結社のようなものになったと聞きます。
その初期に私が地球に来るさいに持参した裏死海文書を見つけ、私の存在を知ったのだと思います。
南極で発見されたのはただ単に、人類にとって未開拓の地に私が眠ってしまったせいで、発見が遅れたのだと思います。
なるほど、どこか大陸に眠っていたのだとしたら、発見はもっと早かったかもしれませんね。
セカンドインパクトの中心では何が起こっていたのですか?
ゼーレに発見されたとき、僕アダムはすでに目覚めかけていました。
すでにタマゴの状態から目覚めており、巨大な人間のような姿をしていました。
すでに裏死海文書で、僕とはぐれた子供たちが接触するとセカンドインパクトが発生し人類が滅亡してしまうことを知っていたゼーレは、それを阻止するために、もう一つ持参してきていた、ロンギヌスの槍を使って目覚めかけた僕をまた元のタマゴまで戻そうとしたんですね。
そんなことできるんですか?
はい、ロンギヌスの槍は僕たちが纏うATフィールドを中和し貫くことが出来るんです。そこからどうやって僕をタマゴの状態まで還元するのかはわからないですが、たぶんロンギヌスの槍はATフィールドを中和するだけではなく、僕の活動エネルギーを吸収する性質も持っています、ですから、
ロンギヌスの槍で僕の力を吸収、弱体化すれば、タマゴの状態まで還元できると踏んだんですね。
どうしてゼーレはアダムさんを封印することに失敗したの?
でも、失敗しちゃいましたよね?
はい、実はゼーレさんは私をタマゴに還元する際にもう一つの実験をしていたんです。
南極調査隊・葛城調査団の目的
僕をタマゴに戻す際、もう一つの実験・S2機関の指導実験が行われていました。
実験を指揮していたのは、葛城博士率いる南極葛城調査団の人たちです。
葛城と言うと、実験の指揮をしていたのは葛城ミサトさんのお父様ですね。
はい、ですがそもそもその実験こそがセカンドインパクト、私が目覚める原因になりました。
生命の実・S2機関の開発とヒト遺伝子実験が原因
S2機関はそもそも、僕の生命の実の力のことです。
僕の生命の実の力は永久機関、無尽蔵のエネルギーを作り出すことができます。
葛城博士はそれをスーパーソレノイドと称し研究していましたが完成には至らず、その理由は人類の知識や文明そのものが消費・消耗を意味し、人間が永遠に生きられないことから、知恵の実の眷属としての限界点だったことが言えます。
ですが、生命の実をもつ僕アダムを南極で発見したことにより調査団として派遣され、ロンギヌスの槍で私をタマゴに還元する際、そのS2機関の実験も同時に行われました。
セカンドインパクトの原因は人為的なもの
実験の全容は、まずロンギヌスの槍で僕のATフィールドを中和・無力化しその後、僕の生命の実の力を取り出すため遺伝子ダイブと呼ばれる手法で僕の遺伝子から生命の実の力を取り出す実験が行われました。
ですが、リリスの子供であるリリンこと人類にも知恵の実は備わっていて、僕との遺伝子融合の結果、僕が反対に目覚めてしまうという結果になりました。
つまり、アダムさんとの融合が人類である私たちで行われてしまったということですね。
はい、結果ぼくは目覚め、皆さんから得たリリスさんの力、アンチ・ATフィールドを展開、セカンドインパクトが始まりました。
セカンドインパクト後はいったいどうしたんですか?
でも、私たちは生きていますよね、セカンドインパクトが起こった際私たちは自分の体を覆うATフィールドを失い、アダムさんと一つになるのでは?
セカンドインパクトが始まってすぐ、実験の失敗を懸念したゼーレさんたちによる隠ぺい工作により、S2機関を使った爆弾が起爆しました。
その際、無尽蔵のエネルギーを使った超爆発が起こり、僕は体と魂が分離、セカンドインパクトは半ば強引に中断され、爆発のエネルギーで南極の氷は融解、地表の海面が上昇し、皆さんのしるセカンドインパクトになりました。
爆発の影響で粉々になったしまった僕は、ゼーレに回収され十数年の歳月をかけ幼体まで復元、ネルフドイツ支部にわたり、加持リョウジの手で碇ゲンドウの手にわたります。
まとめ・アダムさんにとって、セカンドインパクトとは?
僕にとってセカンドインパクトは、初めて人類と接触した記念すべき日でした。
本来はリリスさんとなされるはずだった、一つになるための融合がなされなかったのは残念でした。
その後も幾人もの人の手でリリスさんの元まで運ばれ、最後には自らの足でたどり着くことができました。
最後は自らその生命の頂点と言う座を碇シンジ君に譲りましたが、こうして皆さんと触れ合えたことは幸せだったと思います。
そうでしたね、アダムさんは渚カヲルさんでもありましたね。
皆さんを傷つけてしまったことはお詫びのしようもありませんが、今後もどうぞよろしくお願いします。