緊急事態宣言解除が解除された。
制作の延期や、1回目の緊急事態宣言などで、当初年明け1月23日公開の「シン・エヴァンゲリオン劇場版」。
だが感染者拡大に伴い、作品は感染状況をみ延期となった。
再三の上映延期
再三にわたりの上映延期だが、先週やっと感染の拡大が落ち着き、3月8日ついに公開となった。
制作事務所は、映画観覧者の感染を考え、一カ月弱の公開延期だ。
発表された公開日
発表から1週間後と急遽決まった公開日は、微細な調節により、一気に決まったものと見える。
それに伴い予約チケットの混乱の処理や、各劇場への対応が懸念されるが、私は逆にこの短い短期間の延期は功をそうしたと思える。
去年の映画界は数え切れない作品が上映延期の打撃を受け、わずかな作品は外出自粛のムードの中公開したことにより、興行成績も本来の力を発揮しなかった。
さらに運悪く感染拡大時期に公開がぶつかった作品は、軒並み興行不振に陥った。
今回の「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の公開は、事前の政府の通知により早い対応をとれた。
これは制作会社にとってもそうだが、多くのファンに作品を見てもらうのは、作品自身にとってもうれしいことだ。
公開初日から配られる、限定アイテム
公開初日には全国合計で300万名に今回の作画監督を務める錦織敦史氏による「式波・アスカ・ラングレー」描き下ろしイラストチラシが配布される。
全国同時配布と言うことで手に入れられる人はかなり少ないと思われる。
「どうしても欲しい!」なんて人は、オンラインでの前売り券を買うのがいいだろう。
前売り券を最速で買うには?
最速でチケットを買うならやはりオンラインだ。
そして初回の前売り券の販売開始は、3月の4日、24:00からとなっており。
タイミングを見計らい購入するのがいいだろう。
観覧に関しては、最大限の感染対策が施され、残念ながら座席を等間隔で空席にされることが予測されるので、店頭でのチケット購入はかなり難しいと考えられる。
初回グッズに興味がある人も、グッズには興味がなくてもいい席で観覧したいのなら、前売り券を購入するのが必須だ。
さらなる公開延期はあるのか?
推測の域を逃れないが、現在国際保健機構WHOはコロナウイルスが世界的に感染の拡大上昇が見受けられると報道している。(3月2日現在)
あくまで国際的な見解によるが、日本だけが例外でないとも言えない。
封切になった以上突き進むしかないが、劇場で観覧する際は、マスクを直用するなどの自前の感染対策を進める。
まとめ・庵野秀明監督の人生ともいうべき作品がついに終わる。
一日一日と上映を公開を待つ。
20年以上にわたり、庵野秀明氏は「エヴァンゲリオン」と言う作品ひとつを書いてきた。
それへ、庵野秀明監督作品は、正確には驚くほど少ない。
普通ならアニメ監督は会社をまたぎ、フリーランスとして様々な作品にかかわることが出来るのだが、氏はそれをせず、自らの会社を立ち上げ、作品ずくりに挑んだ。
これはスタジオジブリを立ち上げた宮崎駿監督にも言える。