ヱヴァンゲリヲン

【徹底分析・TV版エヴァンゲリオン】第1話・「使徒、襲来」

2021年1月23日、最終章となる「シン・エヴァンゲリヲン」が公開される。

SFアニメ作品としてカルト的な人気をほこり、TV放送から15年と言う歳月、多くのファンから絶大な支持を受け、現在では多くの関連作品や他企業から企画商品がだされる本作。

劇場版の公開を前に、2020年の年末年始を一から振り返り、作品の最終章となる本作を一から振り返ることにより、ヱヴァンゲリヲンという作品を質実ともに最大限に体験しよう。

新世紀エヴァンゲリオン 第壱話「使徒・襲来」構成

記念すべき第壱話。

1話じゃなく、明澄体で「第壱話」と言うのは、本作品監督・庵野秀明氏あるあるのひとつでもある。

さて、栄えある第1話はですが、ザックリ言えば、

「登場キャラクターと主テーマの説明」

っと言うところである。

主人公である碇シンジ、その身元引受人でありあるいみ作品の新のヒロインともなる葛城ミサトとの出会い。

そして使徒とエヴァンゲリオン初号機、その搭乗っといったところだ。

作品全体の構成

・オープニング

・Aパート 使徒の襲来と、碇シンジと葛城ミサトとの出会い

・Bパート 父との再会  エヴァンゲリオン初号機とパイロットである綾波レイとの出会いから先頭出撃。

・エンディングと次回予告

オープニング・カットインを多用し、印象的なテロップの演出

エヴァンゲリオンの主題歌でもあり、今やアニソンとしては伝説となった「残酷な天使のテーゼ」

楽曲に合わせテロップやキャラクターのカットインを挟んだオープニングは既存の作品と大きく反し、エヴァ作品のカルト的なイメージとSFをしっかりと表現している。

Aパート 類を見ないSF設定

冒頭から始まる、作品の一貫してのテーマである使徒がいきなり搭乗する。

脚本出言えば「張り手型」と言う物である。

謎めいた敵キャラクターのビジュアルと待ち構える、自衛隊の戦車の大体隊列、海に沈んだビル群。

雲一つない晴天とのギャップが世界観を表している。

その後主人公碇シンジの横をミサイルが横断するというアクシデントからの使徒対陸自との先頭に巻き込まれていく。

状況を飲み込む前に否応なしに先頭に巻き込まれていく主人公という常習的な構成だが、ここに至るまでのシーンのつなぎがそれをオリジナルの物に仕上げている。

その後、葛城ミサトの搭乗により碇シンジは難を乗れ、場面は対使徒殲滅組織ネルフに場面を移し、そこでエヴァンゲリオンの世界設定とテーマが碇シンジの

父碇ゲンドウと戦略自衛隊の官僚達の言葉から説明される。

Bパート・ナイーブを通り越して一貫して暗い主人公の登場とエヴァンゲリオン初号機。

Bパートは主にネルフ指令施設の敷地である地下要塞ジオフロントが舞台となる。

不敵な笑いで官僚達を黙らせ、葛城ミサトらに連れて来られる、実子碇シンジのもとへ向かう碇ゲンドウ。

久しぶりの再会でもある親子との再会を喜ぶそうぶりすらなく、ミサトと一緒に父に会いに行くシンジの態度からも、あまりよい家族関係ではないことがうかがえる。

その後父との再会をした碇シンジだったが、理由も述べず目の前のエヴァンゲリオン初号機への登場を言い渡される。

だが、ためらう息子を見ると、吐き捨てるように「帰れ」と言ってしまう父の態度に、幼い頃捨てられてしまった記憶にさいなまれる。

打ちひしがれるシンジだったが、強襲した使徒によってその場は戦場となり、傷だらけで運ばれた少女、綾波レイをみて搭乗を決意。

「逃げちゃだめだ」っと自分を鼓舞し、エヴァンゲリオン初号機に搭乗する。

エンディング・クラシックジャズを起用するというセンス

その後のエンディングでは、波紋をなびかせる水面と少女のシルエットが永遠とさまよい踊る姿が、エヴァンゲリオンという作品がたんにテレビ番組のアニメ枠だけではないと言うことがかたれられている。

満月の前でゆっくりと踊るよな少女のシルエットとしっとりと流れるクラシックジャズの名曲「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」はそれまで、アニメのエンディングと言えば声優のキャラクターソングが流れるといった情動を破棄。

完全に独自路線をつっきている。

次回予告

「ジャーン」という爆音と共に、軽やかなメロディーと共に次回予告が、作品のキャラクターである葛城ミサトから語られる。

作品特有のカットインと明澄体のテロップが流れる

初回放送を見た感想とコラム

さて、この記事を書く際も実際に私はDVDやパソコンに撮りためたデータを再視聴している。

十数回と見た作品だが、やはりそのオリジナリティーとしっかりと作り込んだ世界観に驚かされる。

作品構成だが、1話はアニメでは珍しく消化不良を残したといえよう。

一般的にアニメ作品の第1話という物は、主人公が登場し問題に巻き込まれ解決。

「この作品の主人公はこの人だよ、そして敵はこいつ」

「主人公は敵をこんな風にやっつけていく、そんな作品だよ」

といったメッセージを観客に伝えるための話数である。

だが本作の第1話ではそれはない、ゆっくりとまずは世界観を説明し、そして終わるといったところだ。

後にまた説明するが、エヴァンゲリオンは、作品を通して一貫した敵は「使徒」と言う形で存在するが、テーマは別だ。

一般的なアニメは仮想敵が存在しそれを目指して主人公達が突き進むといった形だが、エヴァンゲリオンはロボットアニメであるにも関わらず、ドラマ作品として描かれている。

このロボットアニメをドラマ作品として描くと言ったことが既存のアニメ作品から逸脱もしくは、大きくかけ離れ

のち、カルト的な人気と社会現象をおこした。

次回・第弐話「見知らぬ、天井」へつづく👉

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