2020年、間違いなく世界でNO.1のアニメ興行成績をたたき出しだアニメ映画作品「鬼滅の刃:無限列車篇」。
同作は興行成績を約400億円、その後、他各国でも放送され、アメリカでは外国語映画1週目の興行成績歴代1位を獲得。
初週末では、興行成績22億円を達成しています。
さて、そんな鬼滅の刃ですが、気になるのがその続編。
かねてからユーチューブチャンネルなどでもPVが公開されており、2021年の公開までが発表されていました。
今回は、その2021年公開となる「鬼滅の刃:祇園篇」の気になる放送日とそれにまつわるこれまでの経緯をご紹介します。
鬼滅の刃:祇園篇 放送日とテレビ局
鬼滅の刃:祇園篇は、2021年2月に年内放送の予定だけが告知されていました。
その後、放送権をフジテレビが獲得し、
「『無限列車編』の続編にあたる『遊廓編』は、今年10月からフジテレビで放送されることが内定したそうです」(アニメ制作会社関係者)
引用:ヤフーニュース
の報道がされました。
当初、引き続きTOKYOMXの続投が予想されましたが、動画配信や劇場版の大成功ともあり、巷では、テレビ局による放送権の話題が持ち上がりました。
鬼滅の刃:祇園篇とは?
鬼滅の刃:祇園篇は、現在放送、放映された、「鬼滅の刃:無限列車篇」後の話となり、煉獄 杏寿郎と猗窩座の死闘からからくも生き延びた竈門炭治郎たちが、次の任務地、遊郭「吉原」で鬼殺任務を描いた物語です。
原作では「遊郭篇」と銘打っていますが、放送の際、コンプライアンスや「遊郭」と言うイメージが女性視聴者のイメージダウンになることからも、表記変更された形となります。
祇園篇での見どころ
祇園篇では、いつものメンバー、竈門炭治郎、その妹・竈門 禰豆子、居合の使いて我妻 善逸、二刀流の野生児、嘴平 伊之助のほかに、音柱であり忍術の使い手でもある宇髄 天元が登場します。
鬼殺隊柱のメンバーが実際に戦うシーンは、劇場公開作でしか拝見することが出来ず、その強さと迫力は、映画を観た人たちにとっては思い出深く印象的でしょう。
祇園篇ではその柱の一人である宇髄 天元が全面的に戦うこととなり、祇園の街中を舞台にした激しい戦闘が期待されます。
作品内容に変更はあるのか?
制作を担当するユーフォーテーブルに関して言えばそれはないだろう。
PVの公開もだいぶ前から行われており、放送局がフジテレビに移ったことも最近の決定打。
アニメ制作において最も懸念されるのは放送局よりも制作会社の方だ。
鬼滅の刃がこれだけヒットしたのも一番に原作が面白いこととそのおかげの認知度のおかげが挙げられるが、やはりこれだけの世界的アニメ化に至ってのヒットは制作陣営のおかげだろう。
これだけのクオリティを別会社で制作することは、はっきり言って不可能と言え、通常の監督や制作会社がシリーズで変わる作品と一緒のパターンにすれば大きくクオリティを下げるのが目に見えている。
さらに、大きな国民的アニメへと成長した作品において、内容の改変やクオリティの劣化などもっての他。
ある意味、鬼滅の刃と言う作品は、ユーフォーテーブルと言う日本屈指のアニメ制作スタジオによって守られる形となった。
TOKYOMXからフジテレビに移った理由?
大きな要因としてフジテレビが2020年10月に放送した土曜プレミアムにおいて、テレビ放送の特別編集版が2週にわたり放送し、それが視聴者に定着したことが挙げられます。
同番組は視聴率を15%と言う大きな成果だし、近年視聴率の低迷に頭を悩ませていたフジテレビにとってこの鬼滅の刃を是が非でも自身の番組で放送する意欲につながったのだと思われます。
この視聴率の争奪戦は、他キー局の参戦も考えられますが、第1期を放送したMXがフジテレビにおいての特別番組制作に了承したことも、考えられます。
どうして放送権が移ってしまうの?
推測の域を出ないが、アニメ制作はそもそもテレビ局が出版社に掛け合って初めて制作が決まる。
どんなに技術が高いアニメ制作事務所でも放送局との話が着かない回切り、制作に着手できるわけがない。
では、どうして「祇園篇」の放送権がTOKYOMXからフジテレビに移ったのか。
放送権の奪い合いになるとどうしても強いテレビ局に持っていかれてしまう?
はっきり言ってこれは、制作会社のせいでも、フジテレビの横やりでもない。
確かなのは、これだけのドル箱作品、いくらお金を積まれたとしても放送権が移るはずがない。
私はこららの要因は初めからTOKYOMXが続編となる祇園篇の放送契約をすぐに結ばなかったところを、他キー局が入ってきたのだ。
この「放送局がキー局、別局に移る」と言う現象は他にもある。
ヒーローアカデミア TBS→日本テレビへ
ヒーローアカデミアでも、1期から2期に移り変わる時に日本テレビから日本テレビへと映った。
理由としてはTBSでは、アニメゴールデンタイムとなる日曜午後5時からの枠の廃止が決められ、深夜放送も検討されたが、週刊少年ジャンプ連載のため、年齢層が低く、深夜放送などを踏まえ、日本テレビの夕方枠に移ったのだ。
進撃の巨人第3期 TBS→NHK
TVアニメ「進撃の巨人」Season 3 (shingeki.tv)
巷では金に物を言わせたと言われていますが、作品内容としては、表現に過度な規制がなく、最高の内容でした。
民放から国営放送に消えり替わることで作品の改悪が懸念されましたが、筆者としましたはNHKのアニメ作品は上品で高品質なものが多く、今回進撃の巨人という少し過激な描写のある作品でしたが、作画やその表現に対しても口出しはなかったと思われます。
放送権を奪われてしまうテレビ局の悲しみやいかに
どんなに視聴率を稼いだ作品も、放送が終われば放送権利が消滅してしまうし、放送できるのもその期間だけとなる。
アニメ作品はどんなに原作が有名でも、人気は水物。
今までも、原作コミックスは面白かったのになんかテレビアニメだといまいち。
監督・作画キャストがこんなにそろってるのに何でか人気が振るわないなど。
「やってみなきゃわからない!」
と言うところが制作側も放送側もあります。
ですのメジャーな作品でも第一期はよくて2クールの24話構成などでシリーズを完結させたりすることしか出来ません。
人気作コードギアス反逆のルルーシュでさえ、最初は深夜放送から始まり2期、劇場版など積み上げた来ました。
まとめ:鬼滅の刃 祇園篇への期待
公式ホームページはこちら↓
最新情報 | 「鬼滅の刃」公式ポータルサイト (kimetsu.com)
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