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【劇場レビュー】『機動戦士ガンダム・閃光のハサウェイ』鑑賞・前編

こんにちは。

緊急事態宣言後、今年に入り2度目の映画鑑賞です。

前々かチケットの購入をネット経由で取得する方法を検討していたのですが、今回初めてチケットをネットで購入するコトが出来ました。

そして、今回ご紹介する作品は、

「機動戦士ガンダム・閃光のハサウェイ」です。

 

緊急事態宣言により再三の公開延期を迎えた本作、興行収入ランキングでは週末興行収入ランキング一位を獲得。

更に作品関連のガンプラが軒並み売れまくっていると言う現状です。

 

ガンダムシリーズの正統シリーズでもある作品であり、映画「劇場版機動戦士ガンダム・逆襲のシャア」後の歴史を開示する、ガンダムファンの中でも長年期待された作品であるため、オールド層の人気が支持を支えているようです。

 

緊急事態宣言中の劇場での様子。

週末の午後であるにもかかわらず、人混みはありませんね。

私が足を運ぶシネコンではチケットが完全セルフによる購入に変わっています。

 

会場内での感染対策

入場の際には体温検査がされ、チケットの確認がされます。

 

ハッキリと変わった点は、今までチケット確認の際、接触を避けるため目視による確認だったところが、しっかりとチケットの受け渡した後、半券にし手渡すという、二次接触がある点です。

マスクだけでは、心配な方にみしっかりとアルコール消毒液が設置されている点は確認されるので各自で。

 

配られる特典は?私が貰ったのは公開2週目特典

「機動戦士ガンダム・閃光のハサウェイ」では、来場特典が配られます。

袋に書いてある通り、私は公開2週目での来場のため、初回特典とは違うようです。

中身はお楽しみの為、ご了承を。

私の座った席はもちろん・会員席を1900円で!

「シン・エヴァンゲリオン」以来シネマ会員席です。

写真の左下は私の指です。

私は以前はチケット代をケチって、通常席で映画を観覧していたのですが、劇中お尻がいたく手中出来ないため、会員制のS籍を撮るようにしました。

以前は簡易性のクッションを映画のたびにわざわざ持ち込んでいたのですが、S席ではその心配はありませんね。

彼女などと行くときは、観戦中離れてしまっても、私はS席をプレゼントするべきだと思います。

 

 

 

鑑賞体験「劇場版機動戦士ガンダム・閃光のハサウェイ」

ではここからは実際の作品感想を話す前に公式サイトからあらすじを御所会します。

第二次ネオ・ジオン戦争(シャアの反乱)から12年。
U.C.0105——。地球連邦政府の腐敗は地球の汚染を加速させ、強制的に民間人を宇宙へと連行する非人道的な政策「人狩り」も行っていた。
そんな連邦政府高官を暗殺するという苛烈な行為で抵抗を開始したのが、反地球連邦政府運動「マフティー」だ。リーダーの名は「マフティー・ナビーユ・エリン」。その正体は、一年戦争も戦った連邦軍大佐ブライト・ノアの息子「ハサウェイ」であった。
アムロ・レイとシャア・アズナブルの理念と理想、意志を宿した戦士として道を切り拓こうとするハサウェイだが、連邦軍大佐ケネス・スレッグと謎の美少女ギギ・アンダルシアとの出会いがその運命を大きく変えていく。

STORY|『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』公式サイト (gundam-hathaway.net)

主人公がブライト・ノアの息子、ハサウェイと言うこともあり、逆襲のシャアの後期作品と思いがちですが、こちらはUC105、「機動戦士ガンダム・逆襲のシャア」から12年後の作品となります。

さらにこの間、前作「機動戦士ガンダムNT」さらに「機動戦士ガンダムUC」がUC96~UC97年とあの激戦を挟んでいるのですよね。

ユニコーンシリーズでは、最後、激戦の末ガンダム作品の中でも最高峰のラストを飾り。

それを経て、地球連邦と宇宙移民たちがどう変わったか、気になります。

 

 

ついに始まる!先行公開されたPVとの違いはあるのか?

 

「シン・エヴァンゲリオン」でも公開前に本編冒頭が公開されていましたけど、これは宣伝的にファンの心をつなぎ止める考えでしょうか?

「劇場版名探偵コナン」でもこのようなコトはなかったです。

 

PVを見ると内容の変化はありません。

やはりですが、音響、画質に言えば、かなり差があるように見えます。

発色と作画の輪郭線が劇場では素晴らしく、データ量も違うんでしょう。

 

鑑賞後のストーリーの感想

 

SF設定が原作小説発売当初の内容から一新され、最新のSF解釈がされていました。

美術設定、世界設定も一から考え抜かれ、歴代のガンダムシリーズとの統合もしっかりと考え抜かれた、新しいガンダムシリーズとなっています。

 

見せるところは魅せ、見えないところや気がつかないところにも歴史解釈がされた美術背景が目をひかり、SF作品を見る上での醍醐味が味わえました。

ビームライフルのエフェクトや、モビルスーツの駆動部など、見どころ満載です。

 

作品内容は原作をかなり支持しいますね。

ストーリーラインやキャラクター設定をいじくることなく、時代が進んだことにより見せ方もしっかりと補正されています。

この作品に関して、公開前からかなり原作小説に対し酷評があるのですが、作品性というより、ラストがガンダムファンにとってあまり面白くなかったのでしょう。

 

キャスティングが大成功!

今回一番心配だったのが声優陣のキャスティングです。

ガンダムシリーズは毎回主要声優を変えるため、人気作でもあるためアイドルやタレントの起用などがあることがあり、CMなどでタレントが出てくるたびに「マジか?」なんて思ってしまいますが、CMでも活躍される及川光代さんの登場は確認されませんでした。

「聞き逃しちゃったのかな?」

まあそれだけ、主要メンバー全員を声優を起用したこともあり、とくに今作の主人公である「ハサウェイ・ノア」役・小野賢章のキャラクターの把握が完璧でした。

ナイーブかつ中世的な特徴の薄いキャラクターが、作品の中しっかりと主人公として光が当たるように演じられています。

小野 賢章 - 株式会社アニモプロデュース (animoproduce.co.jp)

 

まとめ

今回の映画「機動戦士ガンダム・閃光のハサウェイ」ですが、サンライズにとって新たな挑戦が伺えます。

今まで劇場公開されるガンダムシリーズはテレビシリーズと一線を外れる、富野由悠季作品正当系列となる。

劇場公開作品はテレビシリーズでじっくりファンを盛り上げていくことが出来ず、一発勝負であるため、作品全体がスタイリッシュにデザインされる節がある。

 

短編映画として、外伝やUCシリーズなど各章を劇場公開する作品は、原作の雰囲気を忠実に守られて制作されているが、前作の「機動戦士ガンダムNT」はいかんせん、派生作品と言う立ち位置がぬぐえなかった。

「UCの人気にあやかったな……」なんて邪推してしまう、らしからないクオリティです。

 

閃光のハサウェイは、原作が3巻にもなる長編作品でもあるため、今後の展開が十分期待され、それに向け第一作目となる今作はしっかりと脚本・キャスティング・美術が最高レベルで作られていました。

何か一つ、短所を上げるとするならば原作脚色するにあたり歯切れのいい箇所で作品を終わらすため、作品自体の分数が少ないことと、若干本格的なモビルスーツ戦闘シーンが物足りなく思ったところでしょう。

まあ、アニメ作品ならご愛嬌の範囲でしょう。

 

では、ご拝読ありがとうございました。

 

公式サイト

『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』公式サイト (gundam-hathaway.net)

 

 

 

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