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【魔女の宅急便】キキが空を飛べなくなった理由。

こんにちは。

映画:魔女の宅急便は、少女キキがコリコの街で一人一人前の魔女として成長する過程を描いた感動ドラマですが、

そんな中で作中一番の苦難と言えばキキがその魔法使いとしての魔力を失ってしまう事です。

魔女の宅急便には原作・アニメ映画の両方にファンが多く、独自の解釈が存在するのが面白味です。

 

今回は私の考察からキキがなぜ魔力を失ってしまったのか、魔女の魔力とは一体何で構成されているのか、ひも解いていきたいと思います。

 

魔力を失い、母からもらったホウキを折ってしまうキキ

作中で魔力を失うきっかけとなったのが、青い屋根の老婆から孫の誕生日プレゼントを贈る際に大雨に打たれ風を引いてしまったことが挙げられます。

翌朝、黒猫ジジの声が聞こえないことから、魔力を失ってしまったことに落胆するのですが、寝込んでしまったキキでしたが、おソノさんの計らいから、ボーイフレンドのトンボとの息抜きで元気を出します。

その後、飛べなくなっていたキキは、トンボのピンチに駆け付け、魔力を取り戻し、無事トンボを救い物語はハッピーエンドを迎えます。

キキはいったいいつ魔力が戻ったのでしょうか、

「元気になったからでわ?」

と考えられますが、草むらで一人必死にほうきで空を飛ぶ練習に苦戦しているシーンも見受けられ、単に元気があるなしだけでは説明がつきません。

 

そもそも魔女とはいったいどうやってほうきで空を飛ぶのでしょうか?

 

キキが空を飛べなくなった理由は魔力の源が力ではなく、意志にあるから

飛ぶことしか出来ないキキ。

物語の主人公として書かれた魔女のキキは、若干13歳と言う若さで親元を離れ、

「ほうきを使って空を飛ぶことが出来る」という能力だけで旅立つことになってしまいます。

自信満々な表情を見せ、巣立ってしまうキキ。

「このほうきを使って空を飛ぶ」という原理はいったいどこからきているのでしょう。

キキは空を飛ぶとき自由に飛ぶ。

キキは空を飛ぶとき、髪を巻き上げ、空気に持ち上げられるように空を飛びます。

ほうきの後ろから何かを放出しているようには見えず、空を飛ぶ様子からも「飛ぶ」と言うより「浮く」に近いイメージを受けます。

作中、魔力の源は力ではなく意志として表現されている。

キキは空を高速で飛ぶ際、風を切り裂き、息を止めるほど苦しい顔をしながら飛ぶが、ひとたびホウキをおいて地上に降り立つと何事もなかったように駆け出します。

これはキキにとってホウキで空を飛ぶということは、地上で歩いたり走ったりすることより楽なことと言え、体力を消費する類のものでないことが伺えます。

キキが魔力を失ってしまった際に風邪をひき、空を飛べなくなってしまいましたが、どうやら魔力に関しては、肉体的体調よりも、精神的な調子が影響するみたいですね。

 

キキが魔力を失ったのは、心がくじけてしまったから

キキが魔力を失ってしまったのはやはり、精神的な理由があるようです。

魔法と言うことからも、力の源が精神力にあると推測できますが、「魔女の宅急便」はそのほかのファンタジー作品で描かれる解釈と違い。

キキ自身も「血で飛ぶの」と、魔法で空を飛ぶことを、ごくごく自然な力の表現として語られています。

ですが、親元を離れ都会で暮らすうちに、社会に打ちのめされ、信じていた自分の力に自身を失ってしまいました。

魔女としてキキを支えていたもの

幼少の頃よりこれらのことが出来たキキは、周りの同年代の友人と比べればどこか「魔女である自分は特別な子供だ、周りが息絶え絶えしていことをこんなにも息を切らせることもできるんだから」

 

 

 

 

 

 

 

 

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