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海老蔵プペル・チケット売れ残りの真相

市川海老蔵氏とお笑い芸人で絵本作家でもあるキングコングの西野亮廣が手掛けた、現代歌舞伎劇「プペル~天明の護美人間~(てんめいのごみにんげん」

ごみ人間プペル役を市川海老蔵、その親友となる主人公のえんとつ掃除のルビッチ役に長女ぼたんちゃん、長男の勸玄くんを配役した、親子共演となり話題となった作品。

しかし、舞台関係者の新型コロナウイルスの陽性が判明、また昨今のオミクロン株の蔓延により、1月19日、20日の千秋楽が中止となった。

 

だが、それ以外にも、舞台では空席が目立つことが話題となっている。

 

歌舞伎界では現在、古典歌舞伎だけではなく現代歌舞伎、とりわけアニメ「ワンピース」「風の谷のナウシカ」といった、若年層にターゲットを絞ったスーパー歌舞伎に力を入れており、両作品は再公演を繰り返す大盛況となっていた。

「プペル~天明の護美人間~」もまた、それにつづけとばかりに、歌舞伎界でも最も人気の役者である市川海老蔵氏を起用し、さらに原題を2021年国内映画賞に輝き、ユーチューブなどでも大活躍したお笑い芸人キングコング西野亮廣氏が描く「えんとつ町のプペル」をひな型にしたとあって、公開前から大きな話題となっていた。

だが実際には空席が多く、公開後、急遽チケットの値下げをするなど、収益面でも問題を見せた。

歌舞伎界においてもチケットの値下げと言うこと自体が異例のようで、かなり慌ただしいことになっている。

また、空席が目立つ要因として、SS席の値段が3万円と、通常の歌舞伎上映のチケットと比べ倍近い値段となり、それがもとで若年層に人気のえんとつ町のプペルと言う作品の人気をうまく活用できなかったことも挙げられる。

えんとつ町のプペルはそもそも絵本で人気に火がつき、さらに映画化において映画賞を受賞するなど、ただの若年層の10代から20代、またはその親にターゲットをぼっているため、3万円と言う値段と歌舞伎舞台鑑賞と言う大きなハードルに足をかけてしまったようだ。

市川海老蔵氏、西野亮廣の両名とも、舞台化に向けてかなりの力を注いでいたがまことに残念な結果となった。

舞台自体の完成度は高く、舞台衣装も作りこんだものとなっていたため千秋楽を終えた今、舞台鑑賞自体が自粛されているいま、もっとも歴史のある歌舞伎舞台の講演回復は舞台官益各社にとってうれしい知らせとなるので頑張ってほしい。

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