魚の女の子と少年の出会いを描いた物語「崖の上のポニョ」
作中の主人公、「魚の子」ことポニョは、漁港の崖の家で暮らす宗助に会うために魚の体を、人間の体に変えて宗助に会いに来ました。
それはさも、人魚が魔法でひれを足に変えるように。
「それってまるで人魚姫やリトルマーメイドじゃない」と頭をよぎった人も多いのではないでしょうか。
作中ではそれを連想させるように、実際の「リトルマーメイド」の物語に似た部分が見られます。
今回は宮崎駿監督「崖の上のポニョ」とディズニー作品「リトルマーメイド」の類似点を楽しみながら考察していきましょう。
ポニョとアリエルの違い!人間への変身
ポニョとアリエル、両方に共通するんは、どちらも魚、人魚から人間に代わるところです。
このことから、両方が人魚伝説になぞらえてるのがわかります。
ポニョは金魚?から人間へ。
アリエルは人魚から人間へ。
ポニョは顔がついていることから、正確には人面魚に近く、兄弟たちにも顔を確認できます。
「魚の子」と言うことから、デフォルメからも金魚といいうイメージが先行していますが、アリエルと同じ人魚であると考えられます。
大津波による出会い
ポニョもアリエルも、人間にはあらしの夜に初めて人間に出会います。
ポニョは宗助たちの家の崖の下の岩礁で、アリエルはあらしの夜に難破船から(沈没はしてません)海へ落ちてしまった男性を助けた時に。
異性と出会うのは物語の定番ですね。
母父子家庭の家族設定
ポニョには母親が居ません。
性格にはグラマンマーレというお母さんがいるのですが、完全に家を空けています。
アリエルにはポニョと反対に父親だで、母親は死んでしまったという設定です。
どちらとも片親家庭という、同じとくちょがあります。
好きな人にもう一度会いに行く
両者とも、嵐の日に出会った男性に会いにい人間になって自ら会いに行きます。
ポニョでは、「生命の水」を浴びて人間になる力を得ました。
アリエルの方は、声と引き換えに悪い人魚の魔女から魔法で3日間という猶予の魔法をかけられ、人間になります。
再度・津波による出会い
人魚と人の出会いは常に津波と共に。
作中ではポニョが大津波の中をかけていくところは圧巻でしたね。
あれはやっぱりポニョの(人魚)の魔法によるものです。
なんか釜から水面に向けてドカン!と行きましたが、やっぱりこれはポニョの魔法によるものです。
ポニョが人間になって宗助のもとに言ったとき、フジモトがグラマンマーレに泣きついた時に魔法の力を使ったことを話します。
対するアリエルは2度目の再開のとき、人間の足を手に入れ、海で気絶しているところをエリックに助けられ、朝日を浴びながら泡でできた足で始めて大地に立ちます。
海との契約・婚姻の意味
「崖の上のポニョ」「リトルマーメイド」。
両作品のラストは、意中の相手と結ばれること、これから人間で生きていくことで幕を閉じます。
ポニョは宗助と、アリエルはエリックと。
双方とも共通するのは、両親の理解のものとでしっかりと婚姻を結ぶところです。
一つ違うのは、アリエルの方は大団円のハッピーエンドなところを、
ポニョの場合、訳アリの結婚となっています。
まあ、本人たちは喜んでいましたが・・・。
まとめ・日本とアメリカの2つの人魚伝説。
どうでしたか。
日本とアメリカの2つの人魚伝説。
今回はその共通点を題材に記事を書かせてもらいました。
両方とも、世界的を代表するアニメ作品でもあり、人や子供によては一昔前の「リトルマーメイド」は知らない、
と言う世代もいるのではないでしょか。
またはうろ覚えでよく覚えていない。
これを機にどちらかを確認してみては?
では、読んでくださりありがとうございました。