年末年始の日中は正月の特番でテレビ番組に困ることはないけど、中には特に年明けの特番なんてどれもつまらないという人もいるのではないでしょうか?
アイドルやお笑いなどが好きな人はたまらないのでしょうが、面白い番組は放送時間帯が夜など、日中はどれもおじさん臭い番組で困ってしまう…、なんて。
そんな時はやっぱり映画やアニメなどの配信を思いつく人も多いのではないでしょうか。
中でも子供から大人まで楽しめるジブリ作品は人気です。
「でも、ジブリ作品なんて全部見ちゃったよ?」
なんて、思う人もいるのではないでしょうか。
そこで、私がおすすめするのは、ジブリ作品の中でも認知度が低い、宮崎五郎監督作品です。
そして、うれしいことにスタジオジブリでは2020年の冬、NHKにて、
スタジオジブリとして初めての3DCG長編作品となる「アーヤと魔女」が12月30日(水)
午後7時30分〜8時52分放送されます。
今回は新作となる「アーヤと魔女」の詳細とすでに放送・放映された宮崎五郎監督作品をご紹介します。
宮崎五郎監督作品のラインナップ
はじめに、宮崎五郎監督とは、長編アニメーション部門でオスカー賞を受賞した宮崎駿監督実子で、元は建築士をしていたところ、スタジオジブリのプロデューサー鈴木敏夫氏の鶴の一声で監督に抜擢され、「ゲド戦記」にてアニメーション監督デビューを果たした。
作品は残念ながら酷評が相次ぎその後、スタジオジブリ監修、三鷹の森にあるジブリ博物館にて館長を務め、2作目の劇場作品「コクリコ坂」ではV6の岡田さんを主演声優に抜擢、大きな話題となる中見事なヒット作で返り咲いた。
その後もジブリ博物館にて館長を務めながら、監督として3作目の作品に取り掛かり、フルCG作品として「山賊娘のローニャ」を製作。
作品はカンヌ映画祭で「オフィシャルセレクション2020」の作品として選出されるなど、新しい形でのジブリ作品監督として実績を残していり。
「アーヤと魔女」とは、原作はハウルの城のダイアナ・ウィン・ジョーンズ
アーヤと魔女は、孤児院で暮らす主人公の10歳の少女アーヤが、魔女の家に引き取られれることから始まる、元気いっぱいの物語です。
児童小説「アーヤと魔女」を原作とし、著者は宮崎駿監督作品「ハウルの城」の原作者・ダイアナ・ウィン・ジョーンズでもあります。
1990年代のイギリスを舞台に、魔女の家に引き取られたアーヤは、家の住人たちがみな魔女であることをしって、いてもたってもいられません。
ですが、たくさんの子供たちと暮らしてきたアーヤにとって大人たちたいし一人で立ち回るうちに、持ち前の元気をなくしてしまいます。
一癖も二癖もある魔女の住人達にどう立ち向かい、そして家族になっていくのか?
ハリウッドに迫る!フルCGで描かれる大きな挑戦
宮崎監督作品であり引退作品となった「生きねば」を最後に、スタジオジブリは、新たな監督を育成すべく、これまでの全国公開映画の製作だけでなく、ショートムービーなどにも手を広げてきました。
今回、今一度監督として宮崎五郎監督が手掛けるのは、スタジオジブリとしては初となるフルCG作品となります。
宮崎五郎監督は、これまでも山賊娘のローニャなどで監督を務めていましたが、満を持しての映画作品として今回の作品が製作されました。
プロデューサーにも鈴木敏夫を迎え、今までにない大きなチャレンジとしてフルCGの長編作品になります。
キービジュアルを見てわかりますが、ハリウッドのディズニー作品を思わせるフルCG!
今までも国内でフルCG作品の映画などはいくつもありましたが、大ヒットと言う作品はありませんでした
NHK公式サイト:https://www6.nhk.or.jp/anime/program/detail.html?i=earwig
いつの日かディズニーがCG作品に切り替わったように、ピクサー作品のようなものが作れたらと思っていましたが、ついにという感じです。
プロデューサー・鈴木敏夫のコメント
コロナの後、世界はどうなるのか? それが現在、いろんな人のいちばん大きな関心事です。映画やテレビだって、それを避けて通ることはできません。『アーヤ』は、コロナ後に堪えられる作品なのか? ラッシュを見ながら、ぼくは何度も考えました。
そして、この作品の大きな特徴は、アーヤの賢さだと気づきました。賢ささえあれば、どんな時代も乗り越えられる。そう思ったとき、安堵を覚えました。
『長くつ下のピッピ』が世界一強い女の子なら、『アーヤ』は世界一賢い女の子の物語です。
憎たらしいけど、何故か可愛いアーヤ。いろんな人に愛されることを願っています。
ちなみに、アーヤは誰かに似ていると思ったら、この作品の監督である吾朗君そのものでした。それを指摘すると、吾朗君は照れ臭そうに、はにかんでいました。
スタジオジブリ初の全編3DCG長編アニメを制作!宮崎吾朗監督コメント&ビジュアル公開! アニメ「アーヤと魔女」 |NHK_PR|NHKオンライン
まとめ・年末はNHKでジブリ映画
スタジオジブリ最新作、「アーヤと魔女」は、
12月30日(水)
午後7時30分〜8時52分
にて放送。
制作スタジオはもちろんスタジオジブリ。
監督を宮崎五郎監督。
プロデューサー鈴木敏夫
原作は、「ハウルの城」の著者でもあるダイアナ・ウィン・ジョーンズ
コロナかで何かと外出自粛が叫ばれる中、大人たちの番組に見飽きた子供に見せたい作品。
ジブリ作品なら大人も一緒に見ることができる作品でもあるので、一緒にも見て楽しむことができますね。